我が家では鍋を作るとき、味噌汁を作るとき、絶対に欠かせないのが小松菜です。
小松菜は炒め物にも合うので、塩焼きそばにいれたり、中華風に味付けしたりと、万能な食材でよく使うんですよね。
それに比べ、ほうれん草はというと、アクがあるのでどうも使い勝手が悪いという印象(私の知識がないだけかもだけど)
何かと合わせるよりは、ほうれん草単品で料理するものというイメージが強いので、我が家ではあまり使われない食材なんですが。
ほうれん草と小松菜ってよく似てますよね!
スーパーでも隣同士で陳列されてることも多く、勝手に仲良しな野菜って思ってますが、実は、小松菜はホウレン草に負けないくらい栄養化の高い野菜みたいなんです。
そんな、大好きな小松菜の栄養素など、小松菜の素晴らしさについて、調べてまとめてみましたよ。
小松菜とほうれん草の栄養素を比較してみました
まずは、成分を書き出してみました。
小松菜 | ほうれん草 |
・鉄分 2.8mg | ・鉄分2.0mg |
・βカロチン 3100μg | ・βカロチン 4200μg |
・食物繊維 1.9g | ・食物繊維 2.8g |
・カリウム 500mg | ・カリウム 690mg |
・カルシウム 170mg | ・カルシウム 49mg |
・ビタミンC 39mg | ・ビタミンC 35mg |
こうやってみると、小松菜は鉄分、カルシウムとビタミンCがホウレン草に比べて豊富なようですが、どっちが優れているというより、お互いに持ち味のある野菜みたいです。
特に、小松菜のカルシウムは多く、野菜の中でもトップクラスです。
カルシウムは骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症を予防するなど人間には欠かせない栄養素になっています。
カルシウムは不足しがちな妊婦や子供、それに熟年の方など、幅広に年齢層の人が摂るといい栄養素ですよね。
また、貧血の予防効果がある鉄がほうれん草より多く含まれているのもポイント。
鉄分を多く含む野菜のダントツトップは切り干し大根なんですが、それに続き
パセリ
とうがらし
つまみ菜
かんぴょう
だいこんの葉
ときて、次に小松菜が入ります。
上位の野菜を見てみると、パセリ、つまみ菜、かんぴょうなどは日常的に食す野菜とは考えにくいので、日常的に食す野菜の中では、大根についで、小松菜は第二位の実力と言えます。
貧血予防には、大根と小松菜が良いのかも!
他にも小松菜には、がんなどの成人病などを予防するといわれるβカロチン、そして、風邪の予防や美容にも効果的なビタミンCを沢山含んでいます。
小松菜には食物繊維も多く含まれており、食物繊維を沢山食べると、便秘を改善し、血糖値の上昇を防いだり、糖尿病やがんなどの予防にも効果的だといわれています。
調べて見ると素晴らしい野菜であることがわかりました。
ほうれん草も良い野菜です、どちらもバランスよくが一番です
ちなみにホウレン草は、人体に影響を及ぼす尿酸を排泄する作用があるので、痛風の人が食べると良いといわれています。
また、ダイオキシンの体内での吸収を妨げる作用があることでも知られています。
こうやってみると、小松菜とホウレン草は、効果が少し違うので、どちらが良いというわけでもなく、料理をするときに使い分けて、積極的に摂るようにすると良さそうですね。
最初にも書きましたが、小松菜はホウレン草と違ってあくがありません。
そのため、ホウレン草は食べる前に必ず茹でないといけませんが、小松菜は生でも食べられるといわれています。
ただ、あまりに生で食べ過ぎると、お腹が痛くなってしまう可能性があるので注意しましょう。
豆知識:小松菜の便利な使い方
最後に、小松菜のとても便利な使い方を紹介しますね。
小松菜を洗って、水分をふき取り、ジップロックなどに入れて、冷凍庫に入れておくのです。
そうすると、食べたい時に出してきて、そのまま味噌汁など汁物に入れたり、おひたしにしたり、料理の色として、煮物などに入れたりすることができて便利なんですよ。
うちは、常に冷凍庫に入っていますよっ。
良かったら試してみてくださいね。
この記事では良い野菜に秘められたすごいパワーをたくさん紹介しています。
栄養や効果・効能を知って、今よりさらに野菜を美味しく食べましょう!
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