以前に職場の上司で、家でタケノコが沢山取れるからと、おすそ分けしてくれる人がいました。
たけのこって本当に美味しいですよね!
ただ、アクを抜いたりしないといけないので、多少面倒だな~と思っちゃいますけど・・。
筍の灰汁(あく)って、そもそも身体に悪いのでしょうか?
たけのこの旬や栄養・効能とともにアクについても調べてみましたよ。
たけのこの旬と栄養・効能は?
まずは、タケノコについて、旬や栄養をご紹介!
たけのこの旬は、4~5月です。
土から出るとすぐに大きくなってしまって、成長が早いんですよね!
そして、たけのこに最も含まれている栄養素は、食物繊維です。
食物繊維を沢山摂ると、便秘の解消や大腸がんの予防に繋がります。
また、血糖値の上昇を抑えてくれるので、高血圧や、糖尿病の予防にも良いと言われています。
さらに、食物繊維を沢山摂ると、お腹の満腹感を得ることができるので、ダイエットにも良いですね!
他にも、体内に含まれている塩分を尿と一緒に排出してくれる働きのある、カリウムも沢山含まれています。
カリウムを摂ることで、身体中のむくみが減ったり、高血圧の予防に繋がります。
ビタミン類も沢山含まれています。
特に、ビタミンB1・B2・C・E などが豊富。
こうしたビタミン類には、疲労回復やしわやシミを減らしたり、美白効果もあります。
また、ビタミンを摂ることで、冷え性の改善にもつながると言われています。
灰汁(あく)って何なの?毒なの?
たけのこは、とっても灰汁(あく)が強い食べ物です。
手に入れたらなるべく早く灰汁抜きをするようにしましょう。
採った後に置けば置くほど、アクが強くなってしまうので、出来るだけ早めに調理して食べるようにしないといけません。
筍をとってから、目安としては1日以内の調理がベスト。
1日以内だと、ほとんどアクもないため、そのまま茹でるだけでも問題がありません。
アクの成分はシュウ酸などで、えぐみの原因になります。
灰汁はあんなに苦いから毒なの?と心配になりますけど、毒性はないんですって!
ちょっと安心。
ただ、灰汁を抜いた方がやっぱり美味しいんですよね。
アクの抜き方は?
たけのこの灰汁抜きには、米ぬかを使用します。
水を2リットル程度沸かし、たけのこ1本に対して、米ぬか30~50gを入れて、1時間~1時間半程度茹でましょう。
米ぬかを入れ過ぎると糠臭くなるので、それが気になる場合は少し減らしてもOKです。
米ぬかを入れる理由は、たけのこからえぐみを取り除くのと、たけのこから旨味を引き出す効果があるためです。
米ぬかの中のカルシウムがシュウ酸のえぐみを感じさせないように働いてくれるんですって。
ちなみに、米のとぎ汁で茹でても同じ事なのでOK。
プロが教えるタケノコのあく抜き・下処理の動画を載せておきますね。
↓ ↓
余談ですが、たけのこの皮を剥く時の感じ、気持ちイイ(笑)
採れたてのたけのこは、皮がついたままアルミホイルでくるんでオーブンで焼く、焼きたけのこが美味しいですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
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