春になったと思っていたら、春を通り過ぎて、すでに真夏日のところも出てきましたね。
暑くなってくると、熱中症が気になってきますよね~。
実は、夏のイメージの強い熱中症ですが、春から気をつけたほうが良いんですって!
熱中症は暑い時期のものだと思っていたら、要注意ですよっ。
熱中症の原因や、春から気をつけたい理由、対策・予防法について調べました。
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熱中症の原因や症状は?
まずは熱中症について。
人間の体は、様々な熱を発しています。
体温が上がり過ぎた場合は、体外に熱を放出し、体温を下げようとします。
しかし、あまりに一気に体温が上がり過ぎると、この機能が乱れてしまい体温を下げることができなくなってしまいます。
これがいわゆる熱中症ですね。
体内に熱がこもるために、熱が出たり、めまい・頭痛・吐き気などの症状が出てきます。
熱中症になるのは、65歳以上のお年寄りが半数近くを占めています。高齢者は、体内の水分量が減っている場合が多いので、特に注意ですね。
熱中症、春に注意したい理由とは?
熱中症になるのって、夏の暑い時期だけだと思っていましたか?
実は、そんなことはないんですよ。
まだ、暑さがキツくない春のこの時期にも熱中症への対策が必要なんだそうです。
でも暑くないのに熱中症になるってなぜなんでしょうか?
熱中症になる要因は、環境・身体・行動の3つだと言われています。
環境による要因と言うのは、気温や湿度が高かったり、日差しが強いなどの天候に左右されるということですね。
身体的な要因は、体調がすぐれない、高齢者や乳幼児、持病がある、などです。
そして行動による要因は、激しい運動をしたり、長時間の炎天下での労働などです。
春は、涼しい日と暑い日が交互に来て温度差が激しかったり、まだ暑くないと油断をして、水分補給をあまりしなかったりしますよね。
春は気候の変化だけでなく、新しい職場・学校など生活環境の変化も多く、ストレスを感じたり体調を崩しがち。
こうしたことから、春に熱中症になる人が増えているのです。
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熱中症の対策や予防法は?
熱中症に効果的な飲み物と言って、思い浮かべるものはなんでしょうか。
ポカリスエットのようなスポーツドリンクや経口補水液でしょうか?
実は、これはちょっと気をつけたいポイント!
スポーツドリンクや経口補水液は、既に脱水症状の状態になった人が、身体から失われた水や電解質を素早く補給できるように作られています。
しかし、塩分が濃い目で糖分も含まれているため、元気な人が飲みすぎると、逆に塩分過多の状態になってしまう可能性があるのです。
こうした経口補水液は、汗を大量にかいた後や激しい運動をした後に摂って熱中症を予防するには最適ですが、平常時にたくさん飲むには適していません。
平常時に熱中症を予防するためには、水を飲むのが一番です。
また、食べ物でお勧めなのは、味噌汁です。
味噌汁は塩分を摂ることができ、自律神経を整えてくれます。
食欲がないときでも味噌汁だけでも食べるようにしましょう。
そして、熱中症を避けるために、暑い日に出かける時は、日傘や帽子、そして首の周りにストールを忘れないようにしましょう。
直接の日差しを避け、ちょっとでも暑いと感じたら涼むようにし、水分補給をこまめにしていれば、かなりの確率で熱中症を避けることができます。
体調の崩れやすい春には、しっかり睡眠をとるなどして、体調管理をすることで、間接的に熱中症対策をすることも大事ですよ。
春から熱中症対策しましょうね~。
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