以前テレビを見ていたら、女優さんが「夏に夜運動してから寝たら、朝ひどい頭痛でしばらく動けなかった」という話をされていました。
健康系の番組だったので、医師に「それは熱中症の可能性が高いです」と言われていたんですけど。
熱中症の症状として、頭痛がすることはよくあるんですって。
もしも、熱中症で頭痛がする場合は、どうやって対処すれば良いのでしょうか?
頭の痛い部分を冷やせば良いのでしょうか。
目次
熱中症で起こる頭痛のメカニズム
まずは、熱中症で頭痛が起こるのはどうしてなのでしょうか?
熱中症は、周囲の暑さや湿度で汗をかく機能に異常をきたし、体温を調節できなくなって起こりますよね。
汗をかくために、皮膚近くの血液量が増え、体内の水分量が減って血液が流れにくくなり、結果脳へ供給される血液量が減り、頭痛が引き起こされると言われています。
症状として頭痛が表出しているだけで、メカニズムを知るとかなり怖い状態ですよね・・。
熱中症で頭痛がする場合の正しい対処法
さてでは、熱中症で頭痛がする場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。
頭痛で痛い箇所を冷やすのは効果があるんでしょうか、気になりますよね。
※熱中症は、意識を失うなど危険状態になる可能性があるので、ここではあくまで熱中症の初期段階で頭痛がしている場合の対処法をご紹介します。
まずは涼しい場所に行って体を休める
暑い場所にいて頭痛がしてきた場合は、まず涼しい場所に行って体を熱から守りましょう。
室内ならクーラーを入れたり、日当たりのない部屋に移動するなどですね。
屋外なら日陰に入る、風通りのよい場所に移動するなどしましょう。
ネクタイやベルトを緩めて、血流が良くなるようにするのも良いです。
体を冷やす
次に、体を冷やしましょう。
ポイントは、大きい血管の通る首筋や脇の下などを冷やすことです。
冷やし方は、アイスノンや氷があればそれで冷やします。
ない場合は、冷たいペットボトルの飲み物を当てたり、水を掛けて団扇や扇風機で風を送ったりするのでも効果的です。
とにかく冷やすんですね!
頭痛がしているとどうしても、痛い頭の部分を冷やしたくなりますけど、太い血管のある場所を冷やす方が効率よく熱を取ることが出来て、熱中症の時は効果的な方法なんですって。
太い血管のある首などを優先して冷やして、余分にアイスノンがある場合などは頭を冷やしても良いですね。
水分補給する
水分不足も熱中症の原因の一つなので、水分を摂りましょう。
水よりは、経口補水液やスポーツドリンク等が失ったミネラルの補給にもなるので適しています。
意外と頭痛がする場合は熱中症の重症度が高い?
調べていると、頭痛の症状は、熱中症の中でもやや重症度が高いことが多いそう。
頭痛が長引く時やあまりにひどい時は、自分で対処しているよりもお医者さんにかかった方が良いですね。
でも、お医者さんに行くまでの対処法として、覚えておいても損はないですので、熱中症で頭痛がした場合、
・涼しい場所に移動する
・体を冷やす
・水分補給する
この3点、覚えておきましょうねっ。
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