子供の時に、よく実家で育てていた紫蘇(しそ)。
紫蘇には赤じそと青じそがありますよね。
私はどちらも好きなんですけど、うちでは梅干を漬ける用に栽培していたので、赤紫蘇がほとんどでした。
最初飲んだときびっくりした、シソのジュースも赤紫蘇を使っていますね。
なんとなく、赤紫蘇の方が用途が多いような気がしますが、赤紫蘇と青紫蘇って栄養や効能に違いはあるんでしょうか。
赤じそ・青じそ共通の栄養は?
それではまずは、赤・青共通の紫蘇の栄養成分から見ていきましょう。
しそには、ビタミンAやビタミンCと言ったビタミン類、そしてカルシウムなどのミネラルが多く含まれています。
また紫蘇の香りは、リモネンやペリラアルデハイド(ペリルアルデヒドとも)。
この香りが、防腐・殺菌の手助けをします。
こうした栄養から、紫蘇には消化を促進したり、精神を安定させたりする働きがあり、殺菌や防腐効果も高いです。
このお蔭でがん予防、精神の安定、貧血や腹痛、下痢などに効果があるとされています。
刺身のつまにのっていたりするのは、意味があることなんですね。
赤紫蘇と青紫蘇の栄養の違いは?
では、青じそと赤じその栄養に違いはあるのでしょうか?
結論から言うと、赤紫蘇には特有の成分が含まれており、青紫蘇は特にたくさん含まれている栄養がある、と言われています。
赤じそには、シソニン!
赤紫蘇と青紫蘇、何が違うかというとまずは色ですよね。
この赤紫蘇の赤い色の正体は、シソニンと呼ばれています。
シソニンは、酸を加えることによって鮮やかな赤色になるので、梅干しや紅ショウガを作るときにも重宝されていますね。
実はこのシソニンは、花粉症やアトピーと言ったアレルギーを引き起こす原因に効果があると言われる成分です。
βカロテン含有率なら負けない青じそ!
青紫蘇の特徴は、βカロテンが多く含まれている点です。
このことによって、青紫蘇の方が栄養が高いと言われているんですよ。
βカロテンは、身体の中でビタミンAに変わり、活性酸素を抑制し動脈硬化や心臓疾患などの生活習慣病から身体を守る役割をします。
また、皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を高めてくれる働きもあります。
βカロテンが含まれている野菜で有名なものに南瓜や人参がありますが、青じそには桁違いの量が含まれているそう。
赤じそと青じその違いを見てきましたが、青じそにはβカロテンが沢山含まれていますが、それ以外の栄養価は、赤じそも青じそも殆ど違いはないようです。
青じその方が栄養があるとのことでしたが、やはり私が気になるのは、シソニンの部分で触れたアレルギー抑制効果!
最近では、花粉症などのアレルギー抑制に効果があるとして、赤紫蘇ジュースが人気なんだそうですよ。
関連記事⇒ しそジュースは花粉症に効くって本当?理由や飲む量・期間は
赤紫蘇でアレルギーが治まるなら、私もちょっと試してみたいかも・・。
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