ベジブロスって知っていますか?
野菜の皮やヘタ、切れ端などを使って作るだし汁のことで、美容や健康によいと今とても話題になっているそうなんです。
関連記事⇒ エコ&健康に良いベジブロスとは?基本の作り方はコレ!
今まで捨てていた野菜の一部分を使って作るスープで、とても旨味があるのですが、逆にそんな部分を使って農薬の影響はないの?と疑問もわいて来ます。
気になったので、農薬の心配なく作る方法も併せて調べました。
ベジブロス、農薬は大丈夫?
さて、まずは気になる農薬の影響について。
やはり、そのままの野菜を使うと、農薬の心配はあるようです。
農薬の成分は、普段捨ててしまっている皮や根っこの部分などに多く含まれていると言われているからです。
それが気になる方は、無農薬の野菜などを選ぶのが一番簡単で有名な方法です。
ただ、無農薬の野菜ってなんでも手に入るわけではないし、値段も高めです。
それがネックになって、全てを無農薬の野菜に出来ない方も多いのではないでしょうか。
では、無農薬の野菜が手に入らないのならば、諦めるしかないかと言うとそういうわけでもありません。
農薬をカットするにはいくつかの方法があるので、それを紹介しますね。
農薬をカットする方法とは?
ベジブロスに使用する前に、農薬を除去する方法を!
農薬は、水やお湯などによってもある程度取り除けると言われています。
そして、昔から私たちがアクとりに用いている方法も、農薬の除去に良いと言われているんですって。
下に農薬をカットする方法を、簡単に書き出してみました。
・流水で洗う(30秒以上)
・お湯(50℃)で洗う
・水にさらす
・塩水・酢水にさらす
・ゆでる
・重曹で洗う
6つとも、だいたいやり方は分かると思います。
今回は、農薬の除去に一番効果があると言われている、「重曹で洗う」やり方について詳しく解説しますね!
農薬の除去に重曹洗いがオススメ
重曹とは炭酸水素ナトリウムのことです。
重曹はとても万能で、よく掃除にも使われるのですが、天然の成分のため料理でも出番があるのです。
料理だと、お菓子を作ったりするときのふくらまし粉として使われることが一番多いですよね。
炭酸水素ナトリウムは、農薬の成分である塩素化合物と反応して塩化ナトリウムになります。
塩化ナトリウムと言えば、塩の成分ですね。
つまり重曹水に野菜をしばらく浸けることによって、農薬の大半が塩になるというわけなのです。
なんとも意外な方法で農薬を落とすことができるんですね!
重曹水の作り方ですが、大きめのボウル1杯の水に小さじ1杯程度でOKです。
あまり重曹を入れ過ぎると、野菜がぬるぬるとしてしまうので気をつけましょう。
また、長くつけた方が農薬がいっぱい落ちるかも・・と考えがちですが、あまり長い時間つけ過ぎると、今度は野菜の中のビタミンなどが水の中に溶けだしてしまい、せっかくの栄養が減ってしまいます。
長くつけても1分程度にしておきましょう。
※重曹は、食品用のものを用意してくださいね!
また、葉物など柔らかい野菜の場合は時間をもっと少なめにしましょう。
そして、重曹水につけた後は、野菜を必ず流水で洗いましょうね。
普段から重曹で野菜を洗うようにしていれば、ベジブロスのためだけに重曹洗いしなくても良いですよね♪
重曹洗いの動画貼っておきますね!
↓ ↓
ちなみに、私は重曹洗い派じゃなくってお湯で洗う派です(*´∀`*)
実家から無農薬野菜をもらうことが多いから、いちいち重曹洗い面倒で・・。
購入した野菜の場合も、ボウルに入れた50度のお湯で洗って、流水でさらに流すというやり方。
(注:この方法は私独自のやり方なので、農薬がすべて除去できているか?と言われると分からないですけどね。)
ベジブロスをやってみたいけど、農薬が心配・・という方は、ご自分に合った方法で試してみてくださいね!
関連記事
・ベジブロスに向かない野菜がある?!理由と使いやすい野菜は?
日々変わりゆく、健康に関する常識、話題の健康法や健康に関するニュース、豆知識などをまとめた記事はこちらからどうぞ!
コメントを残す