インフルエンザ、早くも流行の兆しを見せていますね。
お家の中にインフルエンザに罹った人がいると心配なのが、家族間感染。
家の中でもできるだけ隔離して休んでもらうのが基本ですけど、共用部分ってどうしてもありますよね。
今回は、インフルエンザが感染するのか気になる場所、お風呂について調べました。
同時に、感染した時に気になる、「いつからお風呂に入れるのか」も調査しましたよ。
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インフルエンザウイルス、どんなウイルス?
インフルエンザはお風呂で感染するのか?を知るために、インフルエンザウイルスについておさらいしましょう!
インフルエンザは、インフルエンザウィルスが粘膜などに付着して体内に入り込み、感染・増殖することで起こります。
インフルエンザウイルスは、1万分の1ミリ。
黄砂の粒子が、だいたい4μm(0.004mm)でインフルエンザのウイルスが0.1μm(0.0001mm)だと思うとかなり小さいですよね。
そんなに小さいんですが、1個のウィルスが感染すると、8時間後に100個、24時間後には100万個に増殖すると言われています。
すごい感染力ですね。
発症までの潜伏期間は、概ね2~5日ほど(長くて10日ほど潜伏することも)。
季節で流行するインフルエンザに関しては、早くて11月頃に流行が始まり1~3月がピークです。
そんなインフルエンザウイルスは、細胞に寄生して存在し増殖する性質を持っており、細胞外に出ると長時間存在できないんだそうです。
そして、温度と湿度に弱い菌だという事も分かっています。
56℃、60分以上の加熱で不活性化するといわれていますので、煮沸消毒や加熱消毒調理も有効ですね。(湿度についての詳細は後述)
また、インフルエンザウイルスの表面は脂質の膜で覆われていますが、油を分解するものでその皮膜を分解し、消毒する事ができます。
この為、石鹸やアルコール手指消毒剤・洗剤での殺菌が可能ですね。
こうしたインフルエンザウイルスの性質を踏まえて、本題です。
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インフルエンザ、お風呂で感染するの?
先ほど述べた通り、インフルエンザウイルスは温度と湿度に弱い菌。
って事は、お風呂って温度も湿度もあるじゃん!
インフルエンザウイルスは、温度7~8℃で湿度50%以上の状況下で、6時間後のウィルス生存率が、35~42%。
さらに、温度21~24℃、湿度50%の状況下での6時間後のウイルス生存率は、3~5%とも言われているのです。
ここから鑑みるに、お風呂でインフルエンザに感染する可能性は低そうです。
ただ、インフルエンザのウイルスは、1個でも感染すれば増殖するのは必至。
なるべく感染を拡げない為にも、お風呂はしばらく我慢した方が良さそうですね。
お風呂はいつから入れるの?
しばらく我慢、がベターの入浴。
でも、汗もかいてるし気持ち悪いから、早くお風呂に入りたいですよね。
インフルエンザに罹った場合、お風呂にはいつから入っても良いのでしょうか?
そもそも具合が悪いうちは、もちろんお風呂には入らない方が良いです。
感染予防と言うよりは、悪化を防ぐためにですね。
お風呂に入るっていう行為は、私達が思っているよりも体力を使うものです。
なので、症状が落ち着いてきて体力が回復していれば、原則入浴はしても良いです。
その際は体力の消耗を防ぐために、短時間の入浴で済ますなど、ご自分で体調管理してくださいね。
ちなみに、インフルエンザを他人にうつす可能性があるのは、発症する1日前~発症後1週間くらいの間だと言われています。
お風呂での感染の可能性は低いですが、ゼロとは言い切れません。
感染の可能性が高い時期には一番最後にお風呂に入り、入浴後はお風呂場を換気するなど工夫して入るのをおすすめします。
お大事に!
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病気になる前の段階で対策を打てば、治りも早くなります。様々な不調や病気の予防・改善方法についての記事をまとめています。
インフルエンザの痛くない予防接種、フルーミストについても書いていますので、興味のある方はどうぞ!
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