りんごの蜜の正体は?甘いりんごの証拠なの?

りんごって蜜が入っていると「よしっ」って嬉しくなります。

 

蜜のできている林檎は、美味しいリンゴというイメージがあるからなんですけど。

 

 

でも、あのりんごの蜜って、どういう成分なんでしょうか?

 

調べてみると、あの蜜自体は、実は甘くないんですって。

じゃあ、蜜があるりんごは甘いりんごの証拠っていうのは嘘なの?

 

りんごの蜜について、その正体に迫ります。

 

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実は、りんごの蜜は甘くない

 

りんごの蜜って、「蜜」と言われるくらいなので、甘いと思っていませんか?

 

実は、私もずーっと甘いものだと思っていました。(恥)

 

 

でも、りんごの蜜はそれ自体が甘いかというと、そうじゃないんです。

試しに蜜だけ食べてみると、それほど甘くないことが分かるんですって。

 

蜜だけ食べる・・もったいないような気がしますけど、今度私も試してみたいと思いますっ。

 

蜜入りんごイラスト

 

 

りんごの蜜の正体とは

 

さて、実はさほど甘くないというりんごの蜜。

となると、成分が気になりますよね。

 

 

りんごの蜜の成分は、水分とソルビトールという物質が主だと言われています。

 

水分は分かりますけど、ソルビトールはどんなものなんでしょうか?

 

 

ソルビトールって、食品の材料の部分に書いてあるのを見たことがあるな~って方もいるのではないでしょうか?

 

私も、ミントタブレットの材料欄に書かれているので見たことがありました。

そこには「甘味料」として書かれていたので、かなり甘いものなんだろうと思っていたんですけど。

 

もちろん、甘みはあるそうなんですけど、意外にもその甘みは、りんごの甘み成分である果糖・ショ糖と比べると少ないんですって。

 

だいたい、果糖やショ糖と比べると、6割くらいの甘みなんだそうです。

 

 

なるほど、りんごの甘味よりもやや甘さが控えめのソルビトールと水分が蜜の正体なので、そんなに甘いわけではないんですね。

 

ポイント りんごの蜜の正体は、ソルビトールと水分だった。

 

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「りんごの蜜は、甘いりんごの証拠」は正しい

 

前項で、りんごの蜜の正体が分かりましたね。

 

でも、りんごの蜜が、水分と甘みの少ないソルビトールだということは、蜜がたっぷりのりんごってそんなに甘くないんじゃないの?って思いませんか?

 

だとしたら、「りんごの蜜は甘いりんごの証拠」って言われるけど、違うんじゃあないのかしら?って私も思ったんですけど。

 

 

りんごの蜜が甘いりんごの証拠というのは、やはり正しいんですって。

 

・・どういうことなの?

 

皮付カットりんご

 

 

そもそも、りんごの蜜に含まれるソルビトールは、りんごの甘味の成分である果糖やショ糖の元になる物質なんですって。

 

りんごが熟していくとソルビトールが果糖やショ糖に変わって甘みを増していくんですね。

 

りんごの実が完熟するとその働きが停止して、果糖やショ糖に変換されなかったソルビトールが水分を吸収して果実の中に残ります。

 

これが私たちが「りんごの蜜」と呼ぶものなんです。

 

なので、りんごに蜜があるということは、りんごが完熟したという証でもあるんです。

 

「りんごの蜜=完熟りんごの証」と言えるので、「りんごの蜜は甘いりんごの証拠」というのは、正しいというわけ。

 

納得ですねっ。

 

 

最後に、りんごを使ったタルトのレシピ動画をどうぞ~。

↓    ↓

 

りんごの皮がベトベトするのは何故なの?気になる方はこちらの記事をどうぞ。

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りんごは皮に栄養がたっぷり、皮のベトベトは身体に良い?

 

 

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