歯周病は怖い・・なんて歯磨き粉のCMをテレビで見たことありませんか?
家族にまだ歯周病と診断された人がいないので、他人事のように思っていたんですけど。
歯周病は、歯を失くす原因1位というのも最近知りました。
色々調べてみると、心筋梗塞などの心疾患にも歯周病が関係しているという話が。
どういうことなんでしょうか?
今回は、歯と心臓の意外な関係や、歯周病で心疾患になるという理由などについて調べました。
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歯周病とはどんな状態?
ともすると、歯と心臓ってあんまり関係ないようにも思いますよね。
どうして、歯周病が心筋梗塞などの心疾患を引き起こすと言われているのでしょうか。
歯周病と心疾患の関係を探る前に、まずは歯周病がどんなものか、簡単におさらいしておきましょう。
歯周病ってどんなもの?
歯周病は、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットに汚れが溜まり、細菌が繁殖して歯茎に炎症を引き起こした状態のことを言います。
軽度では、歯茎が腫れたり赤くなったり、歯磨きで血が出たりといった症状です。
しかし、重度になると歯がグラグラになり、最終的には抜け落ちてしまうこともあります。
歯を失うのは、思ったよりも深刻な状態なんですよ。
食べ物を十分に咀嚼できなくなり、味覚が衰えたり、認知機能の低下にも関わることが分かっています。
最近では、8020運動(80歳まで自分の歯を20本以上残そうというもの)なども知られていますよね。
健康で長生きするために、歯は大事ってことです。
2度目ですが、「歯周病は、歯を失くす原因1位」なので、健康に長生きするためにも歯周病にならないようにすることが大切なんですよね。
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歯と心臓-歯周病が心疾患を起こす理由は?
前項で、健康長寿のためには、歯周病にならないようにするのが大切なのは分かりました。
では、本題。
歯周病は、心疾患にはどう関係しているんでしょうか。
歯周病と心疾患の関係には、歯周病の炎症の元ともなる細菌が関係しています。
なんと、歯周病のもとになる細菌=歯周病菌は、歯肉から血管へ入り込むそうなんです。
血管内に入り込んだ歯周病菌は、血管壁に炎症を起き、動脈硬化を起こし、血液の流れが悪くなります。
これが、心筋梗塞や狭心症の原因になってしまうんです。
実際に、動脈硬化を起こしている部分を調べると、歯周病菌が検出されることも多いんですって。
もちろん、心臓だけではなく、動脈硬化が脳に近い部分で起これば、脳梗塞の原因になる場合もあります。
つまり、歯周病は動脈硬化を引き起こし、心臓・血管・脳などの循環器系の病気になる可能性を高めてしまうんですね。
歯周病は、痛みもほとんどなく進行してしまい、自覚症状もないことがほとんどの病気です。
最近、歯医者行ってないな~って方は、要注意ですよ!
定期的に歯医者に検診に行くのが予防の第一歩とも言われていますからね。
自分でできる歯周病予防法は?
とはいえ、そんなに頻繁に歯医者にも行けないですよね。
歯周病は、どうやって予防すれば良いのでしょうか。
やはり、一番は毎日の正しい歯磨きだと言われています。
正しい歯磨き法、詳しくはこちらの記事をチェックしてみてね。
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歯磨きは、1本1本の歯を磨くようなイメージで、丁寧に磨くのが大切です。
また、歯間など歯ブラシで磨ききれない箇所は、歯間ブラシやフロスを使うと効果的なんですよね。
歯磨き以外では、口腔内に細菌が繁殖しにくい状態を保つことが大切です。
・甘いものの食べ過ぎ、飲みすぎに注意
・口呼吸ではなく鼻呼吸をする
・できれば禁煙する
などが予防法として挙げられます。
乳酸菌の歯磨きが歯周病に良い、というのも一時話題になりました。チェックしてみてね。
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歯の健康は、全身の健康にも繋がるんですよね。
歯周病は、心疾患にも関わる怖い病気だということがよく分かりました。
日々のケアで予防に努めましょうね。
歯磨きの正しい方法動画を貼っておきますね。
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☆歯周病はうつる病気って本当?
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☆あなたの歯ブラシは清潔ですか?
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一生ものの歯。健康のためにも、大事にしたいですよね!
歯に関する知識やケア方法、歯ブラシの正しい扱い方、歯の病気など、歯の健康についてのまとめはこちらからどうぞ。
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