にんにくって美味しいですよね。
色んな料理に入れることができるし、体調が悪いときに食べると、元気が出てきて体調が良くなる気がします。
にんにくって、生で食べたり加熱して食べたり様々ですけど、どちらでも栄養や効果は変わらないのでしょうか。
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まずは、ニンニクの栄養と効果について
まずはにんにくの栄養と効果についておさらい!
にんにくの主な栄養は、ビタミンや葉酸、カリウムなどです。
また、お腹の中を綺麗にしてくれる、食物繊維も豊富に含まれているんですって。
そして、にんにくの効果に関わる物質として欠かせないのが、アリインです。
それを念頭に置いて、具体的なにんにくの効果を見ていきましょう。
まずは何と言っても、殺菌効果・解毒作用です。
身体に害のあるものを食べた時に、解毒剤代わりになるとも言われているんですって。
疲労回復の効果も有名ですよね。
疲れている時に食べると、元気が出る気がしますよね。
また、血流改善の効果もあり、冷え性の改善や血栓ができるのを防ぐ効果も期待できます。
注目なのが、抗がん作用。
にんにくを食べると免疫力が向上し、ガンになりにくいと言われています。
こうした効果の大半がアリインが変質して発生するアリシンという物質によるものだと考えられています。
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加熱すると栄養や効果に変化はある?
では、前項で見た効果は、加熱すると変化するのでしょうか?
ニンニクの効果に深く関わっているアリイン。
アリインは、にんにくを切ったりすりおろしたりすると、アリシンという物質に変化します。
アリインは不安定な成分で、調理するとアリシンに変化してしまいますが、アリシンも同様に、空気や熱などによって物質が変わってしまいます。
にんにくには、アリナーゼと言う分解を促す酵素が含まれています。
アリインは、アリナーゼによって分解され、アリシンが作られています。
このアリナーゼは熱に弱いので、にんにくを加熱するとアリナーゼが壊れてしまいます。
にんにくは生で食べるより火を通した方が、臭みを感じませんが、それはアリナーゼが壊れたことによって起こるものです。
このため、にんにくを加熱するとアリシンが作られなくなるため、臭いも少なくなる分、にんにくの効果も弱まってしまいます。
つまり、にんにくは加熱するとアリナーゼが壊れ、ニンニクの臭いや効果・効能も弱まってしまいます。
そう聞くと、生で加熱しないで食べたほうが良いかも・・って思ってしまいますが。
にんにくを加熱すると効果は弱まるものの、効果が全くなくなるわけではありません。
そして、生のにんにくだと効果が強すぎて、下痢や腹痛などを起こす可能性もあります。
なので、にんにくを加熱すると効果が軽減されますが、逆に良い塩梅でにんにくの効果が得られると考えることもできますよね!
特に、量をたくさん食べる場合などは、加熱してあった方が刺激が強すぎることなく食べられます。
関連記事⇒ にんにくの食べ過ぎでお腹が痛い!原因と対処方法、適量は?
まとめ
・にんにくは加熱すると栄養も変化する。
・ただし、加熱によって効果・効能が全くなくなるわけではない。
・加熱することで効果は弱まるが、逆に刺激が強すぎず摂ることができる。
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