納豆ってものすごーく大好き派と大っ嫌い派と真っ二つに分かれると思いますが、あなたはどっち派ですか?
私の小さい頃には、九州の人に納豆を送ったら「腐っていたので捨てました」という返事が届いた、なんて実話の笑い話を聞いたことがあります。(当時、九州では納豆はあまり食べなかったそうですよ)
今や海外のスーパーでも購入できるくらいポピュラーになった納豆。
今回はその効果・効能について調べてみました。
あと、納豆は加熱するとダメって聞いたんですけど本当なんでしょうか?
納豆の栄養と効果・効能
納豆は、大豆からできていますので、タンパク質豊富。
タンパク質は、筋肉、髪や爪などを作り、身体を健康に維持するために必要な栄養素です。
また、ビタミン類も豊富でバランスよく含まれています。
注目は、ビタミンB群・E・K2など。
ビタミンB群では、B1・B2・B6・B12が含まれています。
ビタミンB群は、粘膜や皮膚、髪などの細胞再生や代謝の促進に関与する栄養素が多いのが特徴です。
この為、美肌・美髪には欠かせない栄養素とも言われているんですよ。
ビタミンEは、抗酸化作用が有名で、アンチエイジング・美肌などに効果が期待できます。
そしてビタミンK2は、血液の凝固を調整したり、骨からカルシウムが溶けるのを防ぐ働きがあると言われています。
また、ビタミンだけではなく、大豆サポニンも含まれています。
過酸化脂質の抑制や肝臓の機能の活性化、糖尿病予防・改善に役立つと言われます。
さらに、記憶力・学習能力を高めるレシチン、抗酸化作用や抗がん作用のあるセレンなどがあります。
他にも、マグネシウム・鉄分・カリウムカルシウム・食物繊維などが含まれています。
こんなにたくさん栄養が含まれていて、流石にこれだけだと思いますよね?
でもまだまだあって、骨の健康を維持し、骨粗しょう症の予防にも良く、女性ホルモンのバランスを整える働きのある大豆イソフラボン!
血液をサラサラにして血栓を予防する、ナットウキナーゼ。
粘膜を保護し風邪などを予防する、ネバネバ成分のムチン。
抗老化成分と言われる、ポリアミンなども含まれているんですよ!
あまり聞きなれない栄養素もたくさんありますが、これだけの栄養があの小さなパックにぎっしり詰まっているとはすごいですね。
納豆を食べ過ぎると危険?
たくさんの効果効能がある納豆ですが、食べ過ぎは腹痛や下痢になる可能性があるので注意してください。
また、ビタミンEとKは体外に排出されにくく、摂りすぎると過剰症になる恐れがあります。
さらに、抗ガン作用のある「セレン」は、過剰に摂取した場合、吐き気や嘔吐肝機能不全など中毒症状があらわれる場合があるそうです。
セレンに関しては、1日250マイクログラムまでと定められています。
セレンの摂取量を鑑みても、納豆は最大で1日2パックまでとした方が良いでしょう。(納豆1パックで120マイクログラム弱のセレンが含まれているそう)
関連記事⇒ 体に良い納豆、食べ過ぎるとどうなる?副作用と適量とは?
ちなみに、血液を固まりにくくする薬(ワーファリンなど)を服用されている方は、ビタミンK2を多く含む食品の摂取を制限されている場合がありますので、その際は医師の指示に従ってください。
納豆を加熱するとダメって本当?
納豆チャーハンや納豆トーストなど、最近は納豆を使ったレパートリーが増えていますよね。
うちでも納豆チャーハンをよく作りますけど。
実は、納豆に含まれる「ムチン」や「ナットウキナーゼ」は、熱に弱いんだそうです。
血液サラサラ効果を期待して納豆を食べようとする方は、加熱しないで食べましょう。
また、血液中の血栓は深夜から早朝につくられやすいため、更に人の成長ホルモンは夜中の寝ている間に作られるため、納豆は朝ではなく夜に食べるのが効果的と言われています。
関連記事⇒ 納豆は夜食べるが正解!?理由や夜に食べるメリットは?
加熱で効果が減っちゃうならガッカリ・・残念だけど、いつもの味で食べるか~。
そんな風に残念に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、薬味を変えたり、調味料を変えたりすることで納豆は飽きずに食べることができますよ。
我が家でも、たまにはカラシではなく、ワサビを入れたりして食べています。
色々試してみて、自分好みの調味料で味変するのも楽しいですよ。
納豆込みのネバネバ丼はいかがですか?
↓ ↓
関連記事
食べ物に関する豆知識や保存の方法など、知っておくと絶対役に立つ&自慢できる?記事はこちらにまとめています、是非御覧ください
コメントを残す