ハワイ旅行でいっぱい目にした「KOMBUCHA(コンブチャ)」という飲み物。
この正体は昆布茶ではなくて、日本でも昭和40年代終わり頃に流行した、「紅茶キノコ」という飲み物なんですって!
アメリカで大流行しているという紅茶キノコ、気になりますよね~。
味やアメリカのセレブが注目する効果・効能、そして、日本でのブームが去る理由ともなった、危険という噂についても調べましたよ。
そもそも紅茶キノコって何なの?
まずは紅茶キノコについて。
そのネーミングから、きのこが入っているように思いますが、きのこは一切入っていません。
紅茶キノコとは、「紅茶か緑茶に砂糖を入れ、そこに酢酸菌を加えて発酵させたもの」のこと。
加える酢酸菌が、セルロースのゲル状で、その形がキノコのように見えることから「紅茶きのこ」という名称になったみたいですね。
自宅で紅茶きのこを作る方もいるようですが、アメリカのブームを受けて、商品化された紅茶キノコ=「コンブチャ」が、インターネットなどでもたくさん売られていて、手軽に試す事ができますよ!
Amazonや楽天でも購入できます。
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紅茶キノコに期待できる効果・効能とは
さて、日本でも再ブームの兆しを見せている紅茶キノコ。
何がそんなに体に良いのでしょうか?
紅茶キノコには、酢酸、様々な酵素、ビタミン、ポリフェノールなどが含まれているそうです。
酢酸・・お酢の健康パワーは、もう皆さんの知るところでしょう。
・胃の働きを活発にし、消化を助ける
・血流を良くして冷え性改善、新陳代謝UP
・血管を拡張して高血圧を予防
・抗菌効果による口臭予防や腸内環境の改善、便秘の解消
などなど、様々な効果がありますよね。
さらに、紅茶由来のポリフェノールには、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防や老化防止だけでなく、美容への効果も期待できます。
また、紅茶キノコの一番の特徴は「発酵食品」だという点です。
そう、味噌や醤油、納豆などと同じなんですね!
近年、「菌活」といって、菌を積極的に食事に取り入れて健康になろう、というスタイルも注目されていますよね。
紅茶キノコは、飲み物で「菌活」出来ちゃう優れものなんです。
発酵食品を食べることによって、腸内環境を整え、内側から健康&美肌になれる効果があるんですよね。
今ブームとなっているコンブチャは、様々なフレーバーやハーブを追加したものなど、たくさんの種類が販売されており、健康への効果もさらにたくさん追加されたものがあって、選ぶのに迷うほどです。
アメリカでは、デトックスを期待して飲む方が多いようですよ。
紅茶キノコは危険、の真相は?
紅茶キノコ=コンブチャを調べていると、気になるのが「危険」だという噂です。
昔、日本でブームが起こった際、生理的異常を訴える人が現われて、ブームは下火になったんだそうです。
つまりは、紅茶きのこを飲んでお腹壊したとか、具合が悪くなった人がいたと言うことですよね。
しかし、当時紅茶キノコの病原性を都立衛生研究所で調査したけれど、病原性はないという結果だったそうなんです。
うーん、確かにお腹が痛くなった人がいるのに、どういうことなんでしょうか?
これには、仮説がいくつかあるんですが、簡単に言うと紅茶キノコは自宅で菌を培養して作る発酵食品なので、しっかりとした衛生管理が出来ていないとカビや雑菌などが同時に培養されてしまうため、個人で作るのは危険、ということです。
元々、ロシアで培養されていたとも言われている紅茶キノコ。
日本の気候では、衛生的に作るのが難しいのかもしれませんね。
なので、危険といわれるのは、自分で作った紅茶キノコの場合。
今、ブームになっているコンブチャを飲んで具合が悪くなる、という噂ではないです。安心、安心♪
自作は危険ということなので、コンブチャを買って飲んでみました
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