インフルエンザは実は夏にもかかる、ってご存知でしたか?
夏でもインフルエンザで学級閉鎖や、高齢者施設で集団感染、という事例があるんですよ。
夏は安心、って思ってたのに・・夏にインフルエンザなんて、かかりたくないっ。
というわけで、症状と対策をまとめました。
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目次
なぜ夏にも流行するの?
日本では一般的に冬に流行しますが、それはインフルエンザウイルスが低温低湿を好むからです。
ところが、ウイルスにも種類があり、東南アジアでは通年流行しているそうです。
昨今、日本への旅行者が増えてきたことでウイルスが持ち込まれ、かつ夏もクーラーで室内環境が低温低湿になっていることから、ウイルスが生き残りやすい環境となっているんですね。
これが夏にもインフルエンザが流行る理由です。
また、夏バテで免疫力が低下して、感染しやすい体調に陥りやすいのも理由の一つです。
夏だからと油断せず、体調管理しないといけませんね。
ぐったりしている場合じゃないですよっ。
夏インフルの症状は?
では、夏のインフルエンザと冬のインフルエンザ、違いはあるのでしょうか?
症状は、基本的に冬にかかるインフルエンザと同じです。
1~3日間程度の潜伏期間の後、急激に高熱(38度以上)・頭痛・全身倦怠感・筋肉痛などの症状が襲ってきます。
ただ、夏のインフルエンザで怖いところは、免疫力が低下しているので、夏風邪や熱中症を併発する可能性があること。
例えば、夏風邪だとインフルエンザの症状に加え、下痢や腹痛などが生じます。
熱中症だと、インフルエンザの症状のほか、大量の汗や意識障害などが生じます。
これは怖いですね~。
夏風邪だけだと症状は緩やかに出てくるのですが、安易に自己判断せず、インフルエンザも疑った方が良さそうです。
いずれも38度という高熱が出るのと、他の病気の可能性もありますので、すぐに病院に掛かるようにしたいですね。
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夏インフルの対策はどうすればいい?
では、夏のインフルエンザ、どんな対策があるのでしょうか?
ベストな対策、免疫力UPで予防
結論から言うと、夏インフルに罹らないようにするためには、まずは免疫力を高めること。
栄養価の高い食事、たっぷりの睡眠を摂るようにして、体調管理をしましょう。
エアコンも、26~28度程度を保つようにすると良いそうです。
冷やし過ぎに注意しましょう。
冬と同じ対策もOK
他に、乾燥している冬には、しっかり加湿していたり、手洗い・うがいをしっかりしているのに、夏になるとやっていない、という方は夏も同じように対策しましょう。
手洗い・うがいは、インフルエンザ以外の感染症の対策にもなりますし、通年で行うと良いですね。
また、前にも書きましたが、乾燥していなと思っていても、空調が効いている部屋は意外と夏でも乾燥している場合があります。
空調を効かせる場合は、部屋の湿度にも気を配ると良いですね。
冬のインフル対策ではよくある、ワクチンは期待薄
現状では、夏のインフルエンザワクチンはなく、冬に接種したワクチンも効果が薄れているため、残念ながらワクチンに期待することは難しそうです。
もし、夏にインフルエンザに罹ったときは、冬と同じく病院で貰った抗インフルエンザ薬を服用し、自宅療養することになります。
症状初期に服用すればウイルスの増殖を防ぐことが出来、治りも早くなるそうですよ。
ちなみに、家族がかかってしまったときは、ワクチンはありませんが、抗インフルエンザ薬を予防投与する、という考えもあるそう。
一度、お医者さんに相談してみると良いのではないでしょうか。
とはいえ、できるだけインフルエンザには罹りたくないですよね。
栄養たっぷり摂れる、夏に良さそうなレシピを最後に紹介しておきますね。
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