とうもろこしのカロリーと栄養。甘いだけじゃないんです!

アフリカの貧しい国で主食として食べられているのはとうもろこしです。

というより、食べているものはほぼトウモロコシだけだったりします。

 

先進国の人間のほうが、肉、魚、野菜等、豊富な栄養を摂取しているはずなのに、アフリカの人たちの身体能力は驚異的だったり、筋骨隆々だったりしますよね。

 

走っても、跳んでも、特に訓練を受けてないのに、すごい記録をだしたりします。

その秘密が実は、とうもろこしなんですって!

 

今回は、とうもろこしの栄養とカロリーに関して、書いていきますね。

食べても太りにくい、栄養満点のとうもろこし

とうもろこしには、肝心な栄養はどの程度あるのでしょう?

 

とうもろこしのカロリーは、大体100g100kcal程度です。

同じ重量を比較すると、白米ごはんは170kcalなので、低い方ですよね

 

とうもろこしの主成分は、炭水化物ですがそれに加え、代謝に必要とされる、ビタミンB1やビタミンB2、美容効果の高いビタミンEなどが多く含まれています。

 

鉄分だけでなく、一緒に摂ると良いとされる葉酸、胚芽部分には、コレステロールを下げるリノール酸も豊富に含まれています。

とうもろこし

 

さすが、アフリカの人の隆々とした体を支える、主食たるとうもろこしです。

炭水化物を中心に、ビタミン、ミネラルと主食に耐えるだけの栄養素を十分に備えています。

 

しかもご飯より低カロリーなんですが、とうもろこしに豊富に含まれるセルロースのおかげで、更に摂取カロリーは減少します。

水溶性食物繊維のセルロースがさつまいもの4倍

とうもろこしの皮には、さつまいもの約4倍のセルロースが含まれています。

 

セルロースは水溶性の食物繊維で炭水化物の一種ですが、体内での分解や吸収がされないため、そのまま排泄されます。

 

その分、余分なカロリーが外に出るので実際の摂取カロリーより低くなるばかりか、食物繊維なので、腸内環境の改善や、胃や腸で膨張して満腹感が得られたりと、ダイエットにも最適な食材です。

 

 

トウモロコシ、食べ過ぎには注意して

食物繊維がおおいとうもろこしですが、その分食べ過ぎには注意です。

消化に悪いので、子どもや、お年寄り、胃が弱い人は食べ過ぎると、お腹を壊すこともあります。

 

やっぱり、どんなに栄養いっぱいでも食べすぎには注意しないとですね!

とうもろこしの調理法と保存方法

とうもろこしは塩と一緒にゆでるのが一般的ですが、実はレンジでも作ることが出来ます。

 

とうもろこし一本を、皮ごとラップをして、600w5分程加熱するだけで、美味しい蒸しとうもろこしが出来上がります。

 

とうもろこしを茹でて作る場合のゆで時間は3分から10分程度ですが、品種によって異なるため、様子を見ながら調整して下さい。

 

保存する場合は鮮度が落ちやすいため、新鮮なうちに身だけの状態にして、ジップロックなどで冷凍しておくと、後日料理に使いやすくて便利です。

 

PS

冒頭で書いた、アフリカの人は、ほとんどとうもろこししか食べてないのに、健康的で・・・という話ですが、この話は健康を専門的に学んでいる友人から聞いた話です。

 

友人は、その影響で

 

「私も主食をとうもろこしにする!!」

 

と息巻いていました(笑)

 

お米の代わりに、缶詰のコーンを食べていたようですが、実は缶詰と生を茹でたものも、栄養価に大差はありません。

 

保存食の缶詰だと、逆に大丈夫?と心配するかもしれませんが。

缶詰は、調味液と一緒に缶に入れられた後、密閉、加熱殺菌されるので保存料、添加物はほとんど使われていません。

 

その後、友人のとうもろこし主食生活はどうなったか定かではありませんが(笑)

ちょっとお腹がすいた時に、お菓子を食べるより、コーン缶を食べるほうが、満腹感も得られて、栄養価が高くて、しかも低カロリー、コーン缶1缶あたり150円くらいですし、お菓子と変わらないですよね

 

健康的なおやつとして、とうもろこしいかがでしょう?

 

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