身体に良いと思う食べ物ってどんなものですか?
お肉をあまり食べないで野菜中心で、カロリーが低くて・・っていうものが浮かびますか?
実はこのように身体に良さそうなものばかりを食べ過ぎて、低栄養や栄養不足に陥っている高齢者が増加していることが分かってきたそうです。
じゃあどういったことに気をつけて食事をしたらいいのでしょうか?
飽食の時代に増えつつあるという、低栄養・栄養不足=新型栄養失調の原因や症状について調べました。
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新型栄養失調の原因と症状は?
年齢が上がってくると、食欲が低下したり、噛む力が弱くなったり、腸の機能の低下、味覚・嗜好の変化など様々な症状が出てきます。
昔はお肉が大好きで、沢山食べていたけど、今はシンプルな食事が美味しいと思う方もいるでしょう。
今は、もうこんなお肉食べれない・・・なんて思ってませんか?
昔の日本は、魚を中心でたんぱく質は大豆などの植物性で摂るようにしましょう、という風習でした。しかし、近年、そうした食事ばかりでは栄養不足になってしまうということが、厚生労働省の調査で分かってきたそうです。
これは、新型栄養失調と呼ばれています。
新型栄養失調になると、身体を維持する機能が弱くなってきます。
筋肉が落ち、免疫機能が低下するため風邪などをひきやすくなり、血管や臓器も弱くなってきます。そうなると歩くのが困難になり、転倒するリスクが高まり、骨折したり、肺炎などにかかりやすくなります。
そして、脳出血や心不全の可能性も増え、将来認知症になってしまうかもしれません。
ここ数か月で体重が減ったり、肉を食べない日が週のうちに何日もあったり、歩くスピードが遅くなった場合は要注意ですよ!
新型栄養失調の恐ろしいところは、本人がしっかり食べているつもりでも、陥ってしまう可能性があるということです。
新型栄養失調にならないためには、自分の食べているものを見つめなおし、改善していくことが重要です。
食べものが野菜や魚中心の人は、お肉や卵、乳製品などを食べるようにしましょう。
ずっと和食が身体に良いと思われてきましたが、実はたまにはカロリーや脂肪の多いものを食べることも重要なのです。
ぜひ取り入れていきましょう。
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新型栄養失調の改善方法
気になる方は、自分の栄養状態を一度調べてみるのも良いですね。
栄養状態を調べるためには、血液の中のアルブミンの量を調べるといいそうです。
新型栄養失調の場合は、この量が極端に低いと言います。
新型栄養失調は、栄養を食事で補うのが一番です。
もし、一気にたくさん食べられないという人は、間食で栄養を補うことも重要です。カロリーの高めな果物や、カロリーメイトなどの栄養補助食品を食べるといいでしょう。
カロリーメイトは、栄養補助食品としておなじみですよね~
そして、それと同時に、適度な運動をすることが大切です。あまり激しい運動ができない場合は、軽い散歩などでもいいです。
高齢になってからお肉を沢さん食べられる人って、やっぱり元気だし、長生きしますよね!
健康で長生きするためにも、自分の栄養状態を見直してみましょう。
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