昨日、ちょうど高原キャベツの特集をテレビでやっていたんで、ちょっとタイムリーな話題?
キャベツって、年中あるような気がしますけど、それは産地と品種で採れる時期が違うからなんですって。
知らないうちに、何種類かのキャベツを食べていたとは・・知りませんでした。
今回は、キャベツについて、特にキャベツに含まれる栄養素やその効能など紹介します。
意外なアノ病気の予防にも効果があるんですって・・・。
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まずは、キャベツの旬・・・年中ってホント?
年中あるなーって思っているキャベツ。
旬はいつなんでしょうか?
9月の今は、ちょうど北海道や長野で栽培されている、高原キャベツ(俗に夏キャベツと呼ばれる)が旬。
10月頃に夏キャベツから、愛知や千葉などで栽培されている冬キャベツへの移行期間で若干品薄になって、その後冬キャベツがたくさん出回ります。
さらに春頃に関東の周辺や九州で栽培される、春キャベツが出回ります。
こんな具合に、ほぼ年中様々な地域で採れる、旬なキャベツを私達は食べているんですね。
というわけで、「キャベツの旬は年中である」は正しいと言えるんです。
キャベツの栄養とその効能
旬が年中と言うのは、消費者にとってはありがたいことですね。
では、次にキャベツの栄養とその効能についてです。
・ビタミンUが豊富
ヨーロッパでは、キャベツは胃や十二指腸潰瘍の妙薬として古くから知られています。
ビタミンUは、皆さんご存知、アノ胃薬の名前にもなっている「キャベジン」のことです。
キャベツから発見されたので、このネーミングなんですよ。
このキャベジンが、胃液の分泌を抑制し、胃粘膜の修復に作用してくれます。
上記の、胃や十二指腸潰瘍に効くと言われているのは、この成分のおかげなんですね。
キャベジンは、特に芯に多く含まれています。
・ビタミンKが豊富
ビタミンKは、血液の凝固に関わるため、「止血のビタミン」とも呼ばれています。
ケガや内出血の時に止血し、回復を早くしてくれます。
他にも、骨作りに必要なタンパク質を活性化することから、丈夫な骨作りにも働いてくれます。
・ビタミンCが豊富
有害な活性酸素から体を守ってくれるビタミンC。
風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果があります。
特に、外側の葉や芯の部分に含まれているそうです。
これ以外にも、キャベツは、ビタミンA・B郡など、様々なビタミンを含んでいます。
ビタミン類、すごくたくさん含まれているでしょう?
まさに、キャベツはビタミンの宝庫ですね!
さらに、ビタミンの他の栄養成分もうれしい効能いっぱいです。
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・イソチオシアネート
聞き慣れない名前の栄養素ですが、これががんの予防に効くとして、最近注目の栄養素なんです。
アメリカの国立がん研究所は、ガンを予防する野菜として、にんにくの次にキャベツをランク付けしています。
イソチオシアネートは、発がん物質の活性化を防止し、無害化することでガンに効果がある酵素だと言われています。
特に、乳がんや肺がん、膀胱がんなどの予防に効果があるといわれているんですよ。
・食物繊維
キャベツと言えば、食物繊維豊富なイメージを持っていませんか?
でも、野菜にしては食物繊維の量は、多い方ではありません。
キャベツの食物繊維は、不溶性の食物繊維が割合として多いです。
不溶性食物繊維は、腸内の有害な物質を排出させる働きがあります。
この為、便秘の改善に効果が期待できますね。
また、キャベツは、繊維質で噛みごたえがあるので、満腹中枢が刺激されて、ダイエットのお供には良いかもしれませんね。
そう言えば、昔キャベツダイエットって、一時期ありましたよね~。
他にも、キャベツはアルカリ性の食品ですので、体内の尿酸値を下げ、痛風の予防食としても用いられます。
キャベツ、ビタミン重視なら生食を
キャベツの栄養、特にビタミンが豊富な事と、ガンの予防に効くイソチオシアネートの含有が、2大栄養素だと言えますね。
キャベツは、生食が定着しているので生で食べる事に抵抗がないですが、これからの寒い時期はたくさん食べれませんよね。
生で食べるのはちょっと・・・って方は、さっと蒸しても良いと思います。
ただ、ビタミンCは、水に溶けやすく、熱にも弱い性質で、イソチオシアネートも、長時間加熱すると壊れやすい事が分かっていますので、ここはやっぱり、生食が一番おすすめですね。
時期ごとに美味しいキャベツ、たくさん食べたいですねっ。
☆簡単美味しい無限キャベツの作り方はこちらの動画でどうぞ。
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この記事では良い野菜に秘められたすごいパワーをたくさん紹介しています。
栄養や効果・効能を知って、今よりさらに野菜を美味しく食べましょう!
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