年末年始で飲み会の予定もたくさん。遠くに住んでいる友達が帰省したりもして、何かと夜に出かけることが多いこの時期。
楽しいのですが、悩んでいるのが肌荒れです。やっぱり暴飲暴食のせいかな。
肌荒れと言えば、ビタミンCが効果がありそうですよね!
ビタミンCが入っている果物と言えば、真っ先に思い浮かぶのはレモンじゃないですか?
ほら、コマーシャルでもビタミンがレモン○個分ってよく言ってますしね。
でも、レモンってホントにビタミンの代名詞になるくらいビタミン豊富なんでしょうか?
今回は、レモンのビタミンってホントに多いのか、という事とレモンの栄養や効果に迫ります。
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レモンはビタミン豊富な果物?
まずは、レモンに含まれるビタミンについて、知っておきましょう。
レモン1個(約100g)に含まれるビタミンCの量は、約53mgです。
これは、中身だけのビタミンCで、皮も全て食べると、約100mgになります。
レモンは、皮の部分にビタミンが沢山含まれているのですね。
レモンのビタミンC含有量と、他の果物と比べてみましょう。
個数(すべて約100gになる分量) | ビタミンC含有量 | |
レモン(全果) | 1個 | 100mg |
レモン(中身のみ) | 1個 | 53mg |
柿 | 1個 | 70mg |
イチゴ | 中粒10粒 | 62mg |
キウイフルーツ | 2個 | 69mg |
オレンジ | 1.5個 | 40mg |
レモンを皮ごと食べる人は少ないでしょうから、中身だけで考えるとレモンよりビタミンCが沢山含まれているものがあるという事がよく分かりますね。
では、どうしてビタミンC=レモンと言うイメージがついているのでしょうか。
それは、レモンが黄色いので、ビタミンCのイメージと合致するからだそうです。
また、ビタミンCは酸っぱい、というイメージも多くの日本人が持っているのだとか。
これは、ビタミンCそれ自体が酸っぱいというわけではなく、ビタミンCを多く含む食品に「クエン酸」を含有しているものが多い為。
クエン酸といえば、梅干にたくさん含まれていて、疲労回復にも役立つ酸味成分ですよね。
これがビタミンCの酸っぱいイメージの元になっているんですって。
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レモンの栄養と効果
さて、ビタミンCの代名詞的な役割を担っていたレモンが、実は飛びぬけてビタミンCをたくさん含んでいるわけではないと分かったわけですが、ご安心を!
レモンに含まれている栄養素はビタミンC以外にも様々なものがあり、その効果も嬉しいものがたくさん。
主なものを下に4つご紹介します。
・ビタミンC
レモンの他にもビタミンCを多く含む食材はたくさんありますが、柑橘類の中ではやっぱりトップクラスのビタミンC含有量!
ビタミンCは、有害な活性酸素から身体を守ってくれる抗酸化ビタミン。
皮膚や血管の老化を防いでくれて、美肌効果はたっぷり。
さらに、メラニン色素の生成を予防して、美白効果も得られます。
・クエン酸
クエン酸は言わずと知れた、疲労回復に役立つ栄養素。
エネルギー代謝を促進し、血液の流れを良くする効果があり、血行改善・冷え性解消・新陳代謝UPなどに役立ちます。
身体の巡りを良くすることから、ダイエットにも良いですね。
また、ミネラルの吸収を促進する「キレート作用」という効果もあります。
・リモネン
レモンには、香り成分のリモネンも豊富に含まれています。
リモネンには、リラクゼーションの効果があるといわれており、不安やストレスを取り除いてくれます。
リモネンはレモンの皮に多く含まれており、食べることによってがん細胞の遺伝子の働きを抑制する働きもあります。
・カリウム
レモンには、塩分や老廃物を排出してくれるカリウムも含まれています。
こんなに嬉しい効果のあるレモン。毎日1個食べると、美容にも健康にもとても良いですよ!
最後に
レモンの栄養が素晴らしいことはわかりましたが、毎日1個なんて、どうやってあんなに酸っぱいものを食べたらいいのでしょうか。
そこで、レモンの簡単な使い方や食べ方をまとめてみました。
・ハチミツレモン
レモンをスライスしてハチミツ漬けにしておきます。
そこに薄切りにした生姜を入れるとなお良しです!
そのまま食べても良いし、紅茶に入れても、お湯や炭酸水で割っても美味しいですよ。
・ドレッシングやマリネに
ドレッシングを手作りするときに、酢を入れる代わりにレモン汁を使うと、風味が良く仕上がります。
・食材の保存に
レモン汁には酸化を抑える働きがあるので、変色しやすい野菜や果物にふりかけておくと、変色を防ぐことができます。
ぜひ、参考にしてレモンを使ってみてくださいね~。
旬のフルーツには、健康に良い栄養や効能がたっぷりです。
色々な果物の栄養や、効能を調べて記事にしています、是非御覧ください!
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