毎年、花粉症に悩まされている友達がいます。
花粉症ってピークが春なのかと思っていたら、年が明けた1月、2月にもう「花粉症でしんどい」って言ってるんです。
え?冬でも花粉症があるの?そう、実は花粉症は年中あるんですよ。
今回は、1月・2月に発症する冬の花粉症の原因と対策について解説します。
冬の花粉症、原因は?
花粉症の原因になる花粉ではスギ・ヒノキがメジャーですが、実はそれ以外にもさまざまな種類があります。
例えば、カモガヤ、ヨモギ、ブタクサ、イネなどが挙げられます。
これらが飛散するピークは春なのですが、実は、量は少なくてもほぼ一年中花粉は飛んでいると言っても過言ではありません。
ですので、冬に花粉症なんて…と不思議に思うかもしれませんが、暖冬などの気候によっては春に向かって花粉の飛散量が増えてくる時期でもあります。
ちなみに、1月・2月頃に量が多めの花粉は、ハンノキ・シラカバあたりでしょうか。
スギも、早いと1月頃には飛散量が増え始めるので注意が必要だと言われています。
地域差も考慮して対策を
また、飛散する花粉の種類や量・時期は、地域によって違うと言われています。
例えば、スギだと北海道や沖縄には殆ど存在していないため、スギ花粉症もありません。
飛散の時期にしても、九州では1月下旬から始まりますが、東北では3月上旬以降と差があります。
地域によっては、1月から花粉が飛散し始める(量が増える)ので、注意が必要なのです。
もちろん、春になると花粉の飛散量が一気に増えるため、花粉症の症状がひどくなっていきます。
そのため、1、2月の寒い時期にちょっと調子が悪いなと感じた時点で対策をしておくことが、春の花粉症の症状も和らげることにも繋がります。
1月・2月に花粉症対策
花粉症にならないために、また花粉症の症状を悪化させなために、いくつか対策があります。
花粉症対策には、とにかく原因物質である花粉との接触を減らすことです。
まず、外に出かけたら、服に花粉がついている可能性があるので、家に入る前によく花粉をはらって、家の中に持ち込まないようにしましょう。
手洗いとうがいも大切です。
また、布団や洗濯物を外に干すと、それらに花粉がついていることがありますので、よく払ってからしまうようにしましょう。
外出するときは、マスクをしておくと効果的です。
マスクを着ける際は、正しい方法で装着するとより効果がUPしますよ。
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服は目の粗いセーターなどを着ると、間に花粉が入り込むことがあるので、出来るだけ目の小さいものを選ぶのがお勧めです。
ただ、花粉に触れないようにするためには、やっぱり必要以上の外出を控えることが一番効果的です。
それでも調子が悪いと感じたら医療機関で診てもらうのが良いでしょう。
春の花粉症のピークに向けて対策をするとしたら、予防のために治療を受けたり、アレルギー予防のサプリメントを飲んだり、ということが挙げられます。
近年では、ヨーグルトでも予防効果があるものが出回っていますが、こちらも「すぐ効く」というよりは「ピークの前から食べ続ける」事で予防効果が得られるといわれていますね。
花粉症の症状が重たい人は、薬が手放せないという人も多いようです。
現に私の友達は、そうだと言っていました。
早い時期から花粉症の薬を飲み始めることで、春は楽に過ごせますので、1月・2月頃に花粉対策の薬を飲み始めるのも良い手ですね。
昔は花粉症の薬というと、異常な眠気に襲われるものがほとんどでしたが、今は眠くならない薬も出ているので、お医者さんに相談して体質にあったものを処方してもらいましょう。
1月・2月ってもうすぐですね。
今まで花粉症ではなかったという人も、急に花粉症になる可能性があるので、おかしいな、と思ったらアレルギー検査をしてみてくださいね。
花粉症と黄砂の時期はよく似ているので、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
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