結膜炎はうつるって本当?感染予防の対策や注意点は?

結膜炎って伝染るようなイメージありませんか?

私も、子供の頃流行ったことあるな~って記憶から、結膜炎にかかったらうつると思っていました。

 

でも、実は結膜炎にはうつるものとうつらないものがあるようなんです。

そんな、結膜炎の種類や感染予防の対策・方法・注意点などについてまとめました。

 

自分が結膜炎じゃなくても、家族や近しい人に結膜炎の方がいる場合は、一読しておくと安心ですよ。

 

伝染る結膜炎とうつらない結膜炎がある?

結膜炎には、大きく分けて3つの種類があります。

細菌性結膜炎、アレルギー性結膜炎、ウイルス性結膜炎です。

 

細菌性結膜炎は、感染力が低いと言われています。

そして、アレルギー性結膜炎は、人にうつらない結膜炎です。

 

なので、この中で特に人にうつりやすい結膜炎は、ウイルス性結膜炎。

今回は、ウイルス性結膜炎について書きます。

 

☆アレルギー性結膜炎については、こちらで書いています。

関連記事⇒ 花粉で目がかゆくなる結膜炎の治療法は?予防はできるの?

感染力が強い!ウイルス性結膜炎とは?

ウイルス性結膜炎は、名前の通りウイルスが原因となって発生する結膜炎のこと。

目が充血したり、大量の目やにが出たり、腫れや痛みと言った症状が現れます。

 

 

また、ウイルス性結膜炎にもいくつかのタイプがあります。

 

アデノウイルスが原因となって起こる流行性角結膜炎や、エントロウイルスが原因となって起こる急性出血性結膜炎、プールが原因で感染することが多い咽頭結膜炎などです。

どれも、ウイルスの感染力がとても強いので、注意が必要となります。

 

ウイルス性結膜炎の場合、ウイルスを減らすことのできる薬がないようです。

そのため、病院に行って処方されるのは、その時の炎症を和らげる目薬で、症状をそれ以上広げないようにするだけの治療になります。

 

ウイルス性結膜炎の感染予防の対策は?

学校では、感染を一人がすると、広がってしまう可能性が高いため、ウイルス性結膜炎のうち、流行性角結膜炎と急性出血性結膜炎にかかった場合は、医師のOKが出るまで出席停止。

また、咽頭結膜炎は症状が収まってから2日経過するまで、学校には行っていけないという決まりがあります。

 

これがおそらく、結膜炎=伝染るってイメージの原因にもなっていますよね!

 

ウイルス性結膜炎は感染しやすく、家の中でも二次感染することがあります。

そのため、予防の知識を身につけておきましょう。

 

まず、家の中に結膜炎の患者がいる場合は、タオルやハンカチは同じものを使わないようにしましょう。

家族だと、ついつい手を洗った後のタオルが同じものになってしまいますが、これは感染の危険がもっとも高いです。

顔拭きタオル

 

また、目をふいたティッシュは、出来るだけ触れず、それだけを専用のビニール袋に入れて、捨てるようにします。

その他にも、枕カバーやシーツは頻繁に洗うようにしましょう。

 

結膜炎にそもそもかからないようにする為には、外から帰ってきた時の手洗いをしっかりすることです。

石鹸を使って手と指の間、爪の中までしっかり洗い、綺麗なタオルでふきましょう。

 

外に出ると、色んな人が触っているものを触っています。

どこにどんな菌があるかわからないので、手洗いは徹底させましょう。

 

やはり、手洗いってのは色々な病気を予防するのに重要なんですね~。

 

ウイルス性結膜炎の分かりやすい解説動画載せておきます。

↓   ↓

 

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