梅干しって美味しいですよね~。
大好きなので、ついつい毎日のように、白ご飯の上に乗せて食べてしまいます。
うちの母は、自分で梅干を漬けていましたが、ある年、作るのを手伝ってみてビックリしました。
塩の量が思っていたより多いんですよね!
ということで、今回は梅干しの塩分について。
塩分量から見て、一日に何個まで食べても大丈夫なのでしょうか。
梅干の塩分量はどのくらい?
昔は梅干しといえば塩分20%くらいで作られているものが多かったそうですが、最近の梅干では10~15%くらいの塩分量のものが多いんだそうです。
確かに、和歌山に遊びに行った時にお土産で梅干しを買ったんですが、「塩分9%」って明記してある商品が結構たくさん並べてありましたよ。
梅干の塩分量は、昔と比べるとかなり少なくなっているようです。
まぁ、それぞれの梅干しに含まれている塩分の量は、作っている人や梅干しの種類にもよりますけど。
平均的な大きさの梅干し1個は、約10gほど。
これが、塩分10%で作られているものなら、約1gが塩分ということになりますよね。
梅干の塩分量の目安
一般的なサイズの塩分10%の梅干であれば、塩分量は約1g。
梅干しは1日に何個まで食べても良いの?
では、梅干しは1日にどのくらい食べても良いのでしょうか。
一日に食べて良いとされる塩分の量を参考に紹介します。
『日本人の食事摂取基準(2015年版)』によると、男性が8g未満、女性は7g未満が目安だそうです。
最近は高血圧などを気にする風潮で、梅干を食べる人も減っているそうですけど、納得。
基準の値が、かなり低いですもんね。
前項で見た梅干の塩分量と、1日の塩分の摂取基準から考えると、もし梅干だけしか食べないとしたら、1日に7個くらいは食べても良いということになりますね。
ただ、もちろん他の料理にも塩分は使われていますし、健康な方でも梅干しは一日に一個程度にとどめておくほうが良さそうです。
梅干しを食べ過ぎるとやっぱり危険なのは塩分量?
それでは、梅干しを食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?
梅干しを食べ過ぎるとまず考えられることが、やはり塩分過多ですね。
塩分を多く摂ると、喉が渇いてきて、血液が濃くなり血圧も上昇します。
高血圧や心臓の病気、腎臓にも影響を及ぼす可能性があります。
そして、水分を欲するようになるので沢山水分を摂り、むくみの原因にもなってしまいます。
次に、梅干しの食べ過ぎで注意したいのが、腹痛や下痢。
これは、梅干しにカテキン酸やクエン酸が含まれているのが原因ではないかと言われています。
カテキン酸やクエン酸には、消化を助け、胃腸を整える働きがあるのですが、摂り過ぎると逆効果でお腹がゆるくなったり、腹痛・下痢などを引き起こすことがあるようです。
消化には良いイメージですよね、梅。
そして、実は梅干しは、女性が食べる場合にも色々と注意が必要なんですって。
生理中の女性が梅干しを食べると、血のめぐりが悪くなり、経血がうまく出ないことがあるそう。
知らなかった!
さらに、産後にも注意が必要です。
梅干しを食べることによって、産後に続く悪露(出血)がうまく出なくなり、長引く可能性があります。
量を加減したり、塩分が必要なタイミングを見計らって
こうやってリスクばかりを書いていると、梅干しはあまり食べない方がいいのかな?と言う気がしてきますね。(笑)
でも、昔からの保存食で、ずっと食べてきたものです。
食べ過ぎなければ大丈夫ですので、1日1個までと決めて食べれば良いですね。
また、夏にたっぷり汗をかいた後など、塩分の補給が必要な状況やタイミングがあれば、1日1個じゃなくても食べても大丈夫だと思います。
最近流行った、ホット梅干ダイエットでは1日に2~3個梅干を食べるということですが、この場合も出来る限り塩分の少ない梅干しを使用すると良いですね。
関連記事⇒ ホット梅干しでダイエット!温める理由は?効果はあるの?
簡単な梅干作りの動画(3年目)。10%の梅干しの作り方ですねー。
↓ ↓
自分で作るときはまぁ、減塩で添加物もなしで出来て良いですよね!
減塩の風潮は良いとは思うんですが、添加物を入れるくらいなら減塩しないで欲しいのは、私だけでしょうか。。
うちでは減塩梅干しよりは、無添加梅干しの方が有難がられます。
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