薬屋さんをブラブラするのって、女子は好きですよね!
私も薬屋さんってすごく好きで、欲しいモノがなくてもぶらっと入っちゃいます。
この前、いつものようにぶらっと入った薬屋さんに、肝油ドロップが売っていました。
久々に見たな~って懐かしく思ったんですが・・。
ふと気になりました。
肝油ってそう言えば何のために食べてたんでしょう?
甘くてすごく好きだった記憶がありますけど、ただのおやつじゃないですよね?
子供に必要な栄養が含まれているんでしょうか。
肝油ドロップは何のために食べていた?
さて、小学校での販売もあった肝油ドロップ。
そもそも何のために食べていたのでしょうか?
肝油って言うからには、何かの肝の油なんですよね・・?
肝油は、昔はサメなどの魚の肝臓から抽出したものから作られていた物なんですって。
それに甘味をつけて、独特の臭いを消してドロップにしたものが肝油ドロップ。
現在では、肝油ドロップは魚からは作られておらず、肝油の主成分であるビタミンA・Dなどを混ぜ合わせたビタミン剤なんだそうです。
肝油ドロップの可愛い動画(商品紹介動画)がありましたので貼っておきます。
↓ ↓
懐かしいなぁ~。
つまり、栄養から考えれば、肝油ドロップはビタミン摂取のために食べていたことになりますね。
動画にもありましたけど、子供があまり積極的に食べない魚の栄養なんかを補うために摂っていたのかな~って気がします。
って事は、ビタミンA・Dは子供に必要な栄養ってことでしょうか?
肝油ドロップには、子供に必要な栄養が含まれている?
ビタミン摂取のために摂っていたと考えられる肝油ドロップ。
肝油ドロップに含まれる栄養は子供に必要な栄養ということなんでしょうか?
肝油に多く含まれるビタミンA・Dが目的だと考えられるので、この2種類の栄養について詳しく見ていきましょう。
ビタミンA
ビタミンAというと、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養、というイメージなんですが。
実は、ビタミンAが不足した状態が続くと、ビタミンA欠乏性の夜盲症(鳥目とも言われる)になってしまう場合があります。
夜盲症は、暗がりでの視力が極端に落ちる病気です。
ビタミンAは、目にも良い栄養だったんですね!
実は、戦後の栄養不足の時代に、夜盲症の子供が増えたので、栄養補助的に肝油や肝油ドロップが取り入れられたとも言われているんですって。
ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収促進に関与する栄養で、骨の健康維持に役立つ栄養素です。
欠乏すると、骨粗鬆症の原因にもなってしまうって知っていましたか?
私は、カルシウムだけ摂っていれば骨は安心って思ってましたよ~。
ともかく、ビタミンD不足が子供に起こった場合、骨の成長障害が起こり背骨などが曲がったり、クル病になる可能性があります。
現代の食生活で、肝油ドロップは必要ない?
うーん、なるほど。
ビタミンA・Dがそれぞれ子供に必要な栄養素だということは分かりました。
でも、食べ物が豊富になくて、食事が満足にできなかった時代には、栄養補助としての肝油ドロップは必要だったのかもしれませんが、現代でも必要なんでしょうか?
ビタミンAもビタミンDも、それぞれ摂り過ぎると過剰症が起こることが分かっていますし、難しいところ。
ただ、現在でも肝油ドロップを幼稚園などで配っているところも、一部あるそうです。
たくさん食べ過ぎなければ、好き嫌いの多い子や少食の子には、栄養補助として良いのかもしれませんね!
書いてたら、久々に肝油ドロップ食べたくなってきちゃいました。(笑)
インターネットで購入できる商品もあるようです。
↓ ↓
※ただし、Amazonだとお値段が高い商品もありましたので、薬局で取り扱いがあるところか、河合製薬のHPからも通販できるので、そちらの方が良いかもしれませんね~。
私は、この前見かけた薬局覗いてみますっ。
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