この前、久々に健康診断に行ってきました。
自治体のやってくれる健康診断に行ったんですけど、勤めてないと毎年1回の健康診断もないので、主婦の皆さんも年に1回くらいは、健康診断行ってくださいねっ。
私の血液検査の結果は、「多血症の疑いアリ」になってました。
多血症って何?
今まで聞いたことないんだけど、貧血の逆バージョンなの?
一体どんな病気なんでしょうか?症状や治療法まで調べました。
多血症とはどんな病気?
調べてみると、簡単に言ってしまえば、多血症は血液中の赤血球が増えすぎる病気なんですって。
場合によっては死に至ることもあるなんて書かれてることもある怖い病気です。
血を作る細胞の異常による「真性多血症」と、他に原因のある「二次性多血症」の二つに大きく分けられます。
怖いのは前者の真性多血症で、治療せずにいると2年で死に至る確率が50%に昇るとのことです。
思ったより怖い病気で、ちょっと驚きです・・
症状は?発見方法は?
多血症には、どんな症状があるのでしょうか?
真性多血症でも二次性多血症でも、ふらつき、めまい、赤ら顔、入浴後の身体のかゆみ、高血圧などが症状として挙げられます。
厄介なのは、無症状の場合もあることと、症状があっても体質や他の病気だと勘違いすることも多いこと。
ですので、人間ドックや他の病気のときの血液検査で初めて発見された、というケースも多いようです。
多血症は、私のように健康診断の血液検査で見つかることも多いそう。
血液検査をしてヘモグロビン値(Hg)が男性で18.5g/dl、女性で16.5g/dlを超えると「多血症」と診断されます。
高齢者で、男性の方が罹ることが多いそうです。
真性多血症の原因と治療法
真性多血症は、詳しい原因は分かっていないそうですが、遺伝性であると考えられています。
原因が判らないので赤血球が増えるのを治す治療法はまだないとのことですが、対症療法として「瀉血(しゃけつ)」という、過剰な血液を抜き取る治療方法が採られるそうですよ。
二次性多血症の原因と治療法
二次性多血症は、その名の通り二次的に多血症が現れるので原因は様々です。
それぞれ原因を取り除くことで、症状が治まります。
ひとつは、脱水症状で血中濃度が上昇して診断されるケース。
赤血球の絶対量が増えたのではないので「相対多血症」と呼ばれています。
この場合は、水分を摂取することで治すことが出来るようです。
次に、酸欠を起こして赤血球が増えるケース。
この場合の原因としては、慢性の肺疾患や肺胞の異常、心臓や血管の異常による血流の不足、などいくつかの可能性があります。
治療方法は、原因となっている病気を治療していくことです。
三番目は、がんによる異常。
こちらも、がんを治療することが重要になってきますね。
多血症の予防は健康診断を欠かさないこと
多血症は原因が様々であることから、一括りに予防法を挙げることは難しそうです。
ですが、気付かないで放っておくと、高血圧による動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞など併発するリスクもあり、真性多血症の場合は死に至る可能性もあります。
無自覚のままなりやすい症状も多いことから、毎年欠かさず健康診断を受けることを強くお勧めします。
予防は健康診断から!ですよ。
脱水症状からくる多血症の予防に!脱水症状の見極め方の動画です。
↓ ↓
つい、大丈夫か~って放っておいてしまってますけど、私も再検査行かないと。
P.S.
再検査に行ったところ、ヘモグロビン値が正常値範囲内に戻っていたので、一時的に脱水症状などが原因で値が大きくなったんだろうとのことでした。
ちょっと安心しましたが、毎年の健康診断は受け続けたいと思います。
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