ダイエットをしたい時、カロリーが少なくて栄養満点の和食を食べたら良さそうですよね。
ご飯を少なめにして、栄養満点のヒジキの煮物や豆腐などを中心にしたら痩せそうな気がするのですが、ひじきはあまり食べ過ぎると身体によくないって聞きました。
それはどうしてなんでしょうか。
ひじきの適量や食べ過ぎるとどうなるのか調べました。
ひじき食べ過ぎ注意の理由とは?
ヒジキはなぜ食べ過ぎるとダメなんでしょうか?
実は、ひじきには、ヒ素が沢山含まれているんです。
ヒ素は多くの食材に含まれており、ひじきにに限らず、他の海藻類の中にもヒ素が入っています。
ただ、ヒ素には、有毒性のある無機ヒ素と、有毒性のない有機ヒ素があり、他の海藻類は多くの場合有機ヒ素を含んでいるのに対し、ひじきは無機ヒ素を含んでいます。
そのため、ひじきをずっと摂取し続けると、将来癌になる可能性が高いと言われています。
健康食のイメージの強いヒジキだけに、ちょっとショックですね・・。
昔は妊娠中の食事として、鉄分やミネラル、食物繊維などを沢山含んだ栄養価の高いひじきを、よく食べるように言われてきました。
しかし、近年では、特に妊婦や子供は、食べる量を減らした方がいいと言われるようになっています。
さらに、カナダでは、発がん性のある無機ヒ素の含まれている量が高い為、消費を控えるように勧告が出されているそうです。
それを受け、イギリス、香港、ニュージーランドなど、他の国でも食べないように勧告が出されました。
日本では、食べないようにと言う勧告はこれまでに出されていませんが、決まった量を超えて食べることがなければ大丈夫ではないか、と言われています。
食の欧米化の影響もあって、たくさんのひじきを毎日食べる家庭も少なくなっていますもんね。
うちでも、自分でひじきの煮物作ることって、ほとんどないです。。
ひじきの適量ってどのくらい?
ひじきはそのまま食べたら無機ヒ素を多く摂取することになりますが、調理方法次第で、無機ヒ素を取り除くことができます。
まずは、無機ヒ素を取り除く方法をご紹介しますね!
①水に60分間つけておく
乾燥ひじきに含まれている無機ヒ素は、水につけることによって溶けだし、7分の1まで減らすことができると言われています。
②茹でる
水で戻したひじきを最低5分茹でると、さらにヒ素の量を減らすことができます。
この時、茹でた汁には無機ヒ素が含まれているので、食べないようにしてください。
では本題。
ひじきの安全な摂取量ってどのくらいなんでしょうか?
ひじきの安全な摂取量は、体重50キロの人で、乾燥ひじき約5gを週に3回までくらいならOKだそうです。
もちろん、この量は水戻しなどで無機ヒ素の量を減らしたひじきを想定していますからね!
調理に気を配ったり、毎日沢山の量を食べなければ、心配しなくても大丈夫な量です。
煮物などの場合は、他の具材を多めにしてひじきを少なめにするなど工夫しましょう。
上記のことに注意し、量を守って食べたら、妊婦でも子供でもひじきを食べても大丈夫なので、ぜひ参考にしてみてください。
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