冬と言えば、こたつにみかんですよね。
私の実家は、冬になると、毎年みかんを箱買いしていました。
私も子供の頃から、毎日一つや二つではなく、お腹がすいたらみかんを食べていました。
目の前にあるとついつい食べ過ぎてしまうんですよねっ。
でも、みかんのカロリーって高いんでしょうか?
食べ過ぎると太るんですかね?気になったので調べてみました。
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みかんのカロリーは?
みかんは色々な大きさがありますよね。
大きさによってカロリーも変わってくるのですが、ここでは中1個、可食部(中身のみ)が約100gのみかんで考えてみると、カロリーは大体45kcalです。
他の柑橘類を見てみると、伊予かんが46kcal、はっさくが45kcal、夏みかんが40kcal、オレンジが39kcal、グレープフルーツが38kcalと、柑橘類では、どれも大差がないことがわかります。
みかんは殆どが水分であり、脂肪分は全く含まれていません。
みかんが甘いから太ることを心配する人もいますが、みかんを一つ食べても生クリームのショートケーキなどと比べると、カロリーは十分の一程度なので全く問題ありません。
みかんのカロリーは低くて、太りにくいんですねっ。
ちょっと安心しました。
みかんの食べ過ぎは危険?
みかんは食べたい時にすぐ食べれるお手軽な果物ですが、それだけではなく、栄養分も沢山入っています。
みかんに豊富に含まれているビタミンCは、メラニンの生成を防ぎ、シミやそばかすができるのを予防してくれます。また、白血球の働きを強め、免疫力を上げるので、風邪の予防にもなります。
みかんを一日に2個食べると、一日に必要なビタミンCを摂取することができるのです。
ところで、ミカンの皮をむくと中袋と白い筋がありますが、皆さまはどうしていますか?
恐らく、綺麗にとっている人が多いのではないかと思うのですが、みかんの筋や袋には、ペクチンと呼ばれる食物繊維が沢山含まれています。
ペクチンは腸の中の水分の量を調整してくれる働きをします。
腸の中の水分が減ってくると、便秘がちになるので、ペクチンを沢山とることによって、便秘の予防になります。
みかんの中袋と白い筋を食べると、剥いて食べるよりペクチンを4倍も多く摂ることができるので、ぜひそのまま食べましょう。
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そんな、栄養たっぷりなみかんですが、食べ過ぎるとどうなるんでしょうか?
◎下痢◎
みかんは、お腹を冷やすので夜食べると良くないって母に言われたことがあります。
みかんは、体を冷やす食材だと言われています。
加えて、ビタミンCが豊富なため摂りすぎると下痢を引き起こすのです。
◎柑皮症◎
みかんを食べ過ぎて手が黄色くなった、なんて昔よくありませんでした?
これ、実はちゃんとした名前があって、「柑皮症」と言うんだそうです。
みかんの色の成分「β―カロテン」は、たくさん摂ると色素沈着を起こすんだそうです。
でも、柑皮症は黄色くなる以外は特に症状もないので、ベータカロテンの摂取を控えれば、症状は落ち着きます。
◎太る◎
カロリーも低くて、脂肪分もないみかん。
太りにくくて安心・・・ですが、食べすぎればもちろん太ります。
みかんのカロリーは果糖と言われる、フルーツにたくさん含まれる糖分です。
果糖は、体内で脂肪になりやすいと言われています。
果糖はエネルギーとして使われますが、余剰は中性脂肪として蓄積されるんです。
食べすぎには注意しないとですね!
ちなみに、
1日の果物の摂取量は200gが理想とされており、これはみかんだとおよそ中2個に当たります。
みかんの食べ過ぎを防ぐコツとは
みかんを食べ過ぎないためには、空腹時を避ける、ながら食いをやめる、などに気をつけましょう。
空腹時は、どうしても余計に食べてしまいがち。
空腹になりすぎていない、おやつの時間などに数を決めて食べるのがベターです。
そして、「ながら食べ」は食べ過ぎの原因の一つ。
食べる以外の他のことに集中してしまうと、満腹中枢からの「満腹です」という指令が届きにくくなります。
ついテレビを見ながら蜜柑をつまんで・・・なーんてよく私もやってしまいますけど、コレNGですからね!
最後に美味しいみかんの見つけ方をちょっとレクチャー♪
へたの部分がなるべく小さく、横から見るとへん平で、色が濃く、表面がつやつやしているものがお勧めです。
これが、みずみずしくて甘いみかんです。
食べ過ぎには注意して、美味しくいただきたいですね。
旬のフルーツには、健康に良い栄養や効能がたっぷりです。
色々な果物の栄養や、効能を調べて記事にしています、是非御覧ください!
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