うちの近所では、夏はわらび餅、秋から冬にかけては、ホカホカの石焼き芋が移動販売で売りに来られるんですよね。
秋になると、そろそろ、石焼き芋の移動販売が始まるな~なんてよく思います。
今回は、そんな私たちにも身近なさつまいもについて、栄養成分やその効果・効能を調べましたよ。
私たちがさつまいもについて抱いている、太りやすい?というイメージの真相についても迫ってみます。
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栄養バランスの良い優秀な野菜、さつまいも
さつまいもは、栄養バランスが良いため、準完全食品とも言われています。
完全食品とは、健康を維持するのに必要な栄養を豊富に含んだ食品のことなので、サツマイモはそれに近いってことなんですね~。
準完全食品って聞いただけでもうなんとなく体に良いような気がしますよね!(ただ、完全食品も「それだけを食べてれば健康」という食品ではないので、食事はバランスよくが基本ですけど)
さて、そんなさつまいも。一体どんな栄養が含まれているんでしょうか。
栄養素とその効果について見ていきましょう。
・でんぷんが豊富
さつまいもは、でんぷんがとっても豊富です。
β(ベータ)アミラーゼという物質が含まれており、さつまいもを熱するとこの物質がでんぷんを分解するのでいっそう甘みを増します。
このでんぷん質が豊富なため、さつまいもは熱してもビタミンCが約7割ほど壊れずに残ります。
・ビタミンB郡・C・E
ビタミンB1・B2・C・Eなどのビタミンをバランスよく含んでいます。
ビタミンB1は、糖質の代謝を助ける働きがあり、疲労回復に効果的だと言われています。
ビタミンB2はエネルギー代謝をサポートし、細胞の再生にも関与する「発育のビタミン」です。
そして、でんぷんのおかげで熱しても壊れず残っているビタミンCは、コラーゲンの生成を助けたり、免疫を強化して風邪を予防するとも言われていますよね。
それだけじゃなく、メラニン色素の沈着を防ぎ、肌の老化を防止する美容効果も期待できます。
ビタミンEは、過酸化脂質が体内にできるのを防ぐ働きがあり、抗酸化作用が高い事から「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
がんの原因となる活性酸素を除去するため、がんの予防にも効果があるといわれています。
また、ホルモンバランスを整える働きもあるのが、女性にはうれしい栄養成分ですよね。
・食物繊維(セルロース・ペクチン)
食物繊維といえば便秘解消ですよね!
でもそれだけじゃなくて、さつまいもに含まれる食物繊維のセルロースやペクチンには、血液中のコレステロールを低下させる働きや血糖値をコントロールする働きもあります。
その為、糖尿病などの成人病予防にも効果があるといわれているそう。
・ヤラピン
ヤラピンは、生のさつまいもを切ったときに出る白い液体の成分。
便通に良いとされており、食物繊維の働きとあわせて、お腹の調子を整えてくれます。
・カリウム
体内からナトリウムを排出する働きがあるカリウムも含まれています。
この為、利尿作用があり、血圧低下やむくみの解消にオススメなんですよ。
・カロテン
黄色い種類のさつまいもに含まれるカロテン。
カロテンは、必要に応じて体内でビタミンAに変わりますが、そのままでも抗酸化作用のある物質として働きます。
ビタミンAには皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあり、抗酸化力もあることが認められています。
・カルシウム
イモ類の中では、もっともカルシウム含有量が豊富。
特に皮の部分に多く含まれています。
カルシウムは、骨の形成を助け、肌の新陳代謝を高める働きなどがあります。
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炭水化物だから太る?
この通り、栄養たっぷりのさつまいも。
でも、主食としても食べられるさつまいもは、炭水化物だし太るんじゃないの?と思いがち。
確かに、カロリーは、100gで約131kcalと野菜にしてはやや多い印象。
ですが、白米のカロリーが100gでおよそ168kcalなので、炭水化物としてはカロリーは低めと言えますね。
さらに、GI値は55で低GI食品に位置づけられます。
低GI食品は、血糖値を上昇させにくい食品で、脂肪を溜め込みにくい食品とも言い換えられます。
この事からさつまいもは、炭水化物としては太りにくく、カロリーも低めの食品といえます。
なので、さつまいも=太るというのは間違い。
良かった~(^^)
その甘さからどうしてもスイーツとして調理される事が多いため、太る印象になったのではないでしょうか?
秋は、栄養満点・疲労回復効果のあるさつまいもで、元気いっぱいに過ごしましょうね。
あまり作ったことも食べたこともないですが、「さつまいももち」のレシピ動画が簡単で美味しそうだったので載せておきますね~。
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この記事では良い野菜に秘められたすごいパワーをたくさん紹介しています。
栄養や効果・効能を知って、今よりさらに野菜を美味しく食べましょう!
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