最近、寒くなってきましたね。
寒いとお鍋が食べたくなります。
野菜たっぷりのシンプルな鍋に、絞ったかぼすとしょうゆをつける・・・美味しいですよね~。
ところで、かぼすについては調味料のようなイメージしかなくて、あまりよく知らないですが、どうやって保存して、鍋以外にどんな食べ方があるんでしょうか?
気になったので色々と調べてみました。
かぼすってどんな果物?
まずは、カボスについてさらっと解説します。
かぼすは、みかんやオレンジなどとは違う、酸っぱい柑橘類です。
ユズやすだちなどが同じ種類ですね。
大きさはみかんくらいですが、酸っぱいのでそのまま食べることはなく、鍋などの薬味として使われることが多いです。
こういったかぼすのような生食に向かない柑橘類のことを香酸柑橘類(こうさんかんきつるい)と言います。
緑色の時に収穫して、薬味として焼き魚や揚げ物にかけたり、鍋の時につけだれに添えたりします。
かぼすを使うときは、まず横半分に切ります。
それをくし形に切ると、絞った時に果汁が飛び散らないんですって。
いつも縦に切っていました・・今度試してみます!
また、絞り方は、横半分に切った切り口を上向きにし、果汁と外皮に含まれる香りのエッセンスが一緒に出るように斜めになるようにしぼりましょう。
かぼすの正しい保存方法
次に、本題のかぼすの保存方法を。
かぼすは、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れておくと、1か月程保存が可能です。
しかし、かぼすは緑色の時に食すものなので、黄色くなる前に食べましょうね。
黄色くなっても食べることができるのですが、酸味が抜けてしまって美味しくありません。
もっと長く保存したい場合は、冷凍することも可能です。
その場合は、かぼすの搾り汁をこして、種を除いた後に製氷皿などで凍らせて、ジップロップなどに入れると、使いたい時に好きなだけ使えるので、とっても便利ですよ。
ちなみに、かぼすと似たものに、すだちがありますが、違いってご存知ですか?
一番分かりやすい違いは大きさです。
すだちは卓球のボールくらいの大きさ、かぼすはテニスボールくらいです。
また、すだちの主な生産地は徳島県で、かぼすは大分県なんですよ。
色はどちらも緑色で、味もよく似ていますが、香りはかぼすの方が少しマイルドです。
すだちよりかぼすの方が大きいので、絞ってジュースにしたり、皮をお風呂に入れたりして楽しむこともできますよ。
最後に、かぼすの美味しい食べ方!
鍋の薬味だけかと思ったら、意外と他にも使い方があるんですよ~。
いくつかおすすめを紹介しますね。
・かぼすミルク(4人分)
1、絞ったかぼすの果汁60~80ccにハチミツ大さじ4を混ぜます。
2、1の液を牛乳500ccに入れます。
3、よくかき混ぜて出来上がり
時間が経つと味が落ちるので、飲む直前に混ぜましょうね。牛乳がマイルドになるので、牛乳嫌いの人もトライしてみて。
・カボスムージー
1、ミキサーに飲むヨーグルト250ccを入れ、かぼす1/2~1/4 の果汁を絞って、氷6~7個とともに入れます。2、氷がシェイク状になるまでミキサーにかけましょう。
子供にもおすすめ。甘いのが好きな人は、お好みではちみつを入れてもいいですよ。
↑ 色々な野菜・フルーツとお好みで混ぜてもGOOD!
そうそう、かぼすが黄色くなった場合は、砂糖煮がお勧めですよ。
・かぼすの砂糖煮
1、黄色いかぼすを洗って、ヘタだけ切り落とす。
2、鍋で沸騰させたお湯に、かぼすを入れ再沸騰させたら3~4分茹でて一旦あげる。
3、かぼすが重ならないように鍋に並べてひたひたの水と上白糖(大体かぼすの3割くらいの量)を入れて中火で15分くらい煮る(落とし蓋をしてね)
4、粗熱がとれてから冷蔵庫で冷やして食べる
今まであまり馴染みなかったかぼす、ぜひ生活に取り入れてみてくださいねっ。
旬のフルーツには、健康に良い栄養や効能がたっぷりです。
色々な果物の栄養や、効能を調べて記事にしています、是非御覧ください!
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