歯が黄ばんだりすると、口を開けて笑ったりする時に気になりますよね。
定期的に歯医者さんでキレイにしてもらっているのですが、コーヒーやお茶を毎日飲むので、やっぱり歯に茶渋がつくのが気になります。
と、茶渋を気にしていたら、「茶渋がついている歯は虫歯になりにくい」という話を小耳に挟みました。
どういうことなんでしょうか。
茶渋が虫歯を抑制するなんて事があるのでしょうか。
茶渋がついた歯は虫歯になりにくい、は本当?
さて早速ですが、茶渋がついている歯は虫歯になりにくいというのは本当なのでしょうか。
結論から言うと、諸説あって本当だとはっきり言えない、というのが調べてみた私の正直な感想です。
茶渋がついている方が虫歯になりにくいというお医者さんもいるし、逆に茶渋も付着しないようにキレイにした方が虫歯になりにくいというお医者さんもいるんですよね。
結論がスッキリしないじゃないか、とお思いの方もいらっしゃると思うので、それぞれの主張を下にまとめました。
茶渋が付かない方が虫歯になりにくい説
まずは、茶渋が付いていないキレイな歯の方が虫歯になりにくいという説。
これは、歯のクリーニングを推奨するという話でもあるんですけど・・。
歯を綺麗にして茶渋などの汚れを取り除き、歯の表面をツルツルにしておけば、汚れも虫歯菌も付着しにくくなるというものですね。
確かに、ザラザラして汚れが入りこみやすい歯だと、歯磨きで汚れを全て取り除く事が難しいのはイメージとして分かりますね。
汚れを取り除ききれない=虫歯になりやすくなるとも言えますから。
歯のクリーニングを宣伝したいが為に、綺麗にしておいた方が良いと言っている歯医者さんもいるんじゃないかな、という気がしないでもないですが内容的には納得です。
茶渋がついている歯は虫歯菌がつきにくい説
もう一方の、茶渋がついている歯の方が虫歯になりにくいという説は、茶渋が虫歯菌から歯をガードしてくれるというものです。
つまり、茶渋が歯に付着していることで、歯の表面の細かい凹凸が茶渋で埋められて、虫歯の菌が歯に付着するのを防げるという話なんですね。
うーん、確かに歯に直接虫歯菌が付着するのをガードできる、と言われればそうかもしれませんが、それで虫歯を予防できるんですかね・・。
このように真っ向から反対の意見があるので、専門家の中でも見解が分かれているというところなんでしょうね。
個人的には、キレイにしている歯の方が虫歯抑制にも見た目的にも良いかな、という気がしてしまいましたけど・・。
ただ、茶渋がついている方が虫歯になりにくい、という説には他の見方をする事もできます。
茶渋がつくということは、それだけ頻繁にお茶などの飲み物を飲んでいるという事でもありますよね。
口の中が乾燥すると口内で菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
ですので、頻繁に飲み物を飲むのは虫歯予防に良いと言われているんですよね。
特に、虫歯予防には殺菌作用のあるカテキンを含む緑茶が良いという話もありますからね。
まとめ
ちょっと話が散らかっちゃったのでまとめます。
・茶渋がついている歯は虫歯になりにくい、は本当だと言い切れない。
・理由は、専門家の中でも下の2つの説に意見が分かれているから
・1、茶渋がついていない綺麗な歯の方が虫歯菌もつきにくいからという説
・2、茶渋がついている方が虫歯菌が直接歯に付着しなからという説
1番のキレイな歯の方が見た目的にも良いので納得はできますけど、先述した通り水分を多く摂るのが虫歯予防に良いというのもあります。
そして、コーヒーとお茶が好きな私にはやっぱり、茶渋がついていると虫歯ができにくいと言われるとありがたいですね(笑)
P.S.
当然ですが、茶渋が付いているからと油断して歯磨きしないとかは虫歯予防にはNGですからねっ。
正しいハミガキの仕方はこちらの記事で再確認してみてくださいね。
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一生ものの歯。健康のためにも、大事にしたいですよね。
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