夏になると、近所の方から毎年ブルーベリー狩りに招待してもらえます。
今年も8月に入ったくらいに来たら良いよ~と言ってもらいました。
頂いたものは洗って冷凍しておいて、少しずつヨーグルトに混ぜて食べるのが楽しみなんですよねっ。
さて、そんなブルーベリーですが、表面が白く粉っぽいような状態になっている事が多いですよね。
あの白い粉は、農薬がかかっているからじゃないかと心配される方も多いみたい。
ブルーベリー表面の白い粉の正体に迫ります。
ブルーベリー表面の白い粉は農薬なの?
ブルーベリーの表面の白い粉は、農薬をかけた跡が残っているからだと考える人も多いようですが、これは違います。
ブルーベリー表面の白い粉は、農薬ではありません。
確かに、ブルーベリーは家庭用に何本か育てるならともかく、商用にたくさん育てるには必ずと言って良いほど農薬の散布はされているんですって。
無農薬で育てようとすると、一本一本木に付いている虫を取り除く作業が必要になってくるからです。
農薬が使用されているなんて、ブルーベリー狩りとかヤバイじゃんと思う方もいるかもしれませんね。
ですが、ブルーベリー狩りのシーズン中に農薬を散布する農園はほとんどなく、シーズン前に国が定めた量を守って使用するというところが多いそう。
ですので、これからブルーベリー狩りに行く人もそんなに農薬を心配しなくても大丈夫。
話を戻しますが、ブルーベリーの表面が白いのが農薬のせいではないなら、あの白い粉っぽいものの正体は何なのでしょうか。
ブルーベリーの表面が白くなる理由
結論から言うと、ブルーベリーの表面が白くなるのは、ブルーベリーからの分泌物によるもので、農薬のせいではありません。
ブルーベリーの表面に出てくる白い粉っぽいものは「ブルーム(果紛)」と呼ばれるものなんですって。
ブルームは、ブルーベリーだけじゃなくリンゴやブドウ、スイカなどでも見ることができます。
果実の水分の蒸発を防いだり、実を保護する働きがあるんですよ。
このブルームが出てきたら、実が熟した証とも言えるので、熟し具合の判断基準にもなっているそうです。
白い粉、落とすなら食べる直前がベスト
ブルーベリー表面の白い粉=ブルームでした。
ちなみに、ブルームは人体には無害だという事が分かっています。
ブルームはそのまま食べても安心ですが、ブルーベリーは屋外で栽培されていますし、やはり洗ってから食べたいという人も多いですよね。
私も、埃とかかぶってたらイヤだし・・と断然洗う派。
ただ、ブルームには果実を保護する働きがあると紹介した通り、落とさない方が日持ちするそう。
ですので、もしも私と同じように洗ってから食べたいという人は、食べる直前に洗うのがベストなんですって。
まとめ
・ブルーベリーの表面の白い粉はブルームで農薬ではない
・ブルームには実を保護する働きがある
・洗い落とすなら、食べる直前がベスト
冷凍派の私は、収穫してすぐに洗って冷凍するようにしています。
すぐにブルームも洗い落としていたので、ブルーベリーの表面が白いのを今まで気にしたこともなかったです。
ただ、農薬ではないとはっきり分かってスッキリしましたねっ。
ブルーベリーは美味しいですけど、食べ過ぎに注意してくださいね。
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