以前、雪を食べても大丈夫なのか、という疑問を持って記事を書きました。
以前の記事⇒雪は本当に汚いものなのか?食べると腹痛になるってホント?
結論としては、まぁあまりキレイなものでもないし、何も雪を食べなくても良いじゃないか、という事で落ち着いたんですけど。
ところが、大雪が降って水道管が破裂するなどの事故が発生して、断水になったというニュースを見ました。
水が使えないのって、本当に不便で辛いと思います。
こうしたいざという時でも、やはり雨水や雪は飲まないほうが良いのでしょうか。
もし、他に水分を取る手段がない場合、雨水や雪を飲めるとしたら、そのまま飲んでも大丈夫なのでしょうか。
目次
緊急時、雨水や雪は飲んでも大丈夫?
ではまず、雨や雪を飲んでも大丈夫なのかについて。
雨や雪には、大気中のホコリやチリが付着している場合がほとんどです。
さらに、酸性雨・酸性雪等という言葉もありますし、大気汚染物質などを含んでいる場合もあり、雨や雪は決して綺麗なものではありません。
つまり、基本的には雨水や雪は飲まない方が良いです。
しかし、人間が生きるためには水分補給は必須。
水分補給なしに生きられるのは、3日が限度だとも言われています。
ですので、緊急時の水の確保はとても重要なんですね。
どうしても飲用の水が手に入らない場合、雨や雪を飲むのは大丈夫な事というより、止むを得ない事だと言えます。
雨水・雪はそのまま飲んでも大丈夫?
あくまで緊急時の対処として、雨や雪を飲むのは致し方ないんですね。
でも、雨や雪をそのまま飲んでも良いものなのでしょうか?
やはり、可能な限り安全に飲みたいですよね。
もしも、雨や雪をそのままで大量に飲んでしまった場合、雨や雪に付着した細菌や粉塵等によって体調を崩してしまう可能性もあります。
では、なるべく安全に雨や雪を飲むにはどうすれば良いのでしょうか。
雪をそのまま食べるのはNG
よく映画などで、雪山で遭難した人が雪を食べようとして「食べるな!」と言われるようなシーンがありますけど…。
雪山の場合、水分補給のために雪をそのまま食べるのは、低体温症を引き起こしやすくなる為やってはいけないそうです。
雪山でなくても、そのままの雪を食べるのは身体を冷やしてしまい、体調不良の原因になりかねないですので、雪の場合は溶かしてから摂るようにしましょう。
可能であれば、濾過して10分以上煮沸する
サバイバルの知識などの本を読むと、雨や雪の溶かしたものを飲む場合、10分以上煮沸すると熱に弱い菌は殺菌できるとも言われています。
煮沸する際に、目に見えるゴミや不純物を取り除いてから沸かすと良いですね。
山登りをする方だと、コーヒーフィルターやガーゼなどで濾過してから雪や水を飲用に使用するそうですよ。
降り始めの雨・雪をなるべく避ける
降る雪や雨水を集めて使用する場合、降り始めの雨や雪は大気中の物質を多く含むと言われています。
つまり、有害な物質も多く含んでいる可能性があるという事なので、できる限り降り始めの雨や雪は避けるようにしましょう。
でも、降り始めてどのくらい経てば良いのか分からないんですけど・・。
一説によると、降り始めて2時間以上経てば、かなり綺麗な雨や雪が降ってくるとも言われているそうですよ。
まとめ
・基本的には、雨や雪を飲用しない方が良い。
・だが、緊急時・非常時には致し方ない
・雨や雪を水分補給に使用する際は、できればそのまま飲まない方が良い
・注意点1:雪の場合は、溶かしてから摂る
・注意点2:濾過して10分以上煮沸する
・注意点3:降り始めの雨や雪は避ける
雪や雨を飲むような事態にならないようにしたいですが、いざという時の為に覚えておくと良いかもしれませんね。
登山好きの友達が緊急時にも良いと勧めてくれた、雨や溶かした雪の濾過にも使用できる携帯用浄水器。
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いざという時のために、こういう物を備えておくとちょっと安心ですね~。
ちなみに、水道水が安全に飲める理由は、こちらの記事を読むと分かると思います。
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体臭・肩こりなどの痛み・睡眠のお悩みを改善したい、対策したい!という方へお悩みのまとめ記事はこちらです。その他困った時の対処法を載せています、是非御覧ください。
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