「コーラなどの炭酸飲料を飲みずぎると骨が溶けるぞ」と子供の頃、親に脅されましたが、炭酸って本当に骨を溶かすんですかね?
寒い冬の日に、バスタイムに『バブ』などの入浴剤を入れる方も多いと思いますが、炭酸ガスには、血行を良くして、湯ざめもしにくくなる効果があります。
それはでも、体に外側から浸透した場合ですよね。
炭酸水を飲んだ時には、どのような効果があるのでしょうか?
体に何の影響もなさそうな炭酸水の効果を調べてみたところ、血行の促進やダイエットなど意外な効果があることが判明しましたよ。
炭酸水の飲用の場合の効果
炭酸水を飲むことで期待できる効果は、主に2つです
血行の促進とダイエット効果
それぞれ解説していきますね。
血行の促進
炭酸水に含まれる炭酸ガスとは『二酸化炭素』です。
私たちが空気を吸い込み、吐くときに出てくるものと同じものです。
二酸化炭素は水分に溶けやすい性質があり、体内に入るとすぐに血中の炭素量の数値が高くなります。
その炭素を、体は追い出そうとするため、体は血流を良くして、速やかに排出しようとします。
つまり血行が良くなります
血行が良くなることで代謝が良くなるので、冷え性に効果があったり、あとは老廃物が出やすい状態になります。
二酸化炭素は乳酸と結び付く性質があるのですが、この乳酸とは体の疲れの源。
体が疲れている時に出てくるものなので、二酸化炭素と一緒に排出して、体から疲れの元を取り去ってくれる効果もあるんですね。
ちなみに、二酸化炭素は体内に入っても自然に排出されるため、副作用はないようです。
安全なのも嬉しいですよね!
ダイエット効果
炭酸水を飲むと、その効果から、胃腸の働きを活性化させて、お通じを良くしてくれます。
また、お腹が一杯になることから、食前に500mlでも飲んでおくと食欲が抑えられます。
こうしたことから、炭酸水にはダイエットの効果も期待できるんですって。
ダイエットで飲む場合、食事の5分から10分前ぐらいが効果的とされ、飲む量は一日でも最大2Lまでに抑えるほうが良いみたいです。
炭酸を飲むときの注意点
飲料として飲む場合、常温で飲む方が効果的です。
冷たい炭酸水は、新陳代謝も下げてしまい、効果も半減するそうです。
炭酸にはレモンやクエン酸を加えたり、カクテルやアルコールに加える事で美味しく飲む事が出来ますよね。
ついたくさん飲めば体にも良いと思ってアレンジしつつたくさん飲んでしまいたくなりますが…。
先程も書きましたが、
炭酸を飲む量は、一日で最大2Lまでに抑えるほうが良いみたいです。
炭酸は弱酸性の飲料水なので、毎日大量に飲み続けて行くと、体が徐々に酸性に傾いて行く事もあると言われています。
体が酸性に傾くと免疫力の低下すると言われているので、お水の代わりにガブガブ飲まないように気をつけたほうが良さそうですね。
なんでも、ほどほどがやっぱり良いようです。
本当に怖いのは炭酸飲料に含まれている糖分
さて、冒頭でお話した 「コーラなどの炭酸飲料を飲みずぎると骨が溶ける」という都市伝説ですが(笑)
以前テレビで『コーラを飲みすぎると骨が溶けるのでは?』と言う質問を受けた女医さんの答えが印象的でしたので、書いておきます。
炭酸自体は大した問題ではなく、糖分が相当含まれているため、あまり多く飲み続けると最終的には骨にも影響するのだそうです。
怖いのは炭酸ではなく糖分でした。
以上、まとめると
1,炭酸水は血行を良くしてくれる
2,お腹が膨らむので、食前に飲むとダイエット効果がある
3,冷たい炭酸水より、常温を飲むほうが効果が高い
4,だからと言って飲み過ぎは良くない、一日2L以内を目安に
5,骨は溶かさない、むしろ怖いのは糖分の方
最後に、 余談ですが炭酸水はお料理にも使えますよ~。
ナトリウムが、グルテンやたんぱく質に反応するため、ご飯を炊く時や、お好み焼きなどを調理する時に使うとふっくらと出来上がります。
ベーキングパウダーよりも少量で膨らむため、テレビで見た節約主婦の方も推奨されていましたよっ。
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体質は、遺伝もさることながら、環境的な要因に大きく影響されます。
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