最近、妊活の定番とも言えるようになってきたタンポポ茶、ご存知ですか?
なんとなく、妊娠したい人・妊娠している人の飲み物って言うイメージからか、女性の飲み物の印象が強いですが、男性が飲んでも体に良いの?
ということで、今回は、たんぽぽ茶の効果は、男性にも良いのか?について調べました!
まずは、たんぽぽ茶について
たんぽぽ茶とは、タンポポの根を乾燥させたものを、コーヒー豆のように焙煎し、細かく砕いた粉状のものです。
このため、タンポポ茶は、タンポポコーヒーとも呼ばれています。
※たんぽぽの葉っぱ部分を使ったものもありますよ。
たんぽぽ茶というと、やはりカフェインレスの為、妊娠したい人・している人が飲むというイメージが強いですね。
それ以外だと、カフェインが気になる人が飲むくらいかな~、なんて思いますが、実は、カフェインを気にする人以外にも、体にも良い効果が期待できる飲み物なんですって!
もともと、たんぽぽは、漢方薬として古くから用いられ、体内の余分な熱を体外に放出して、熱によるしこりを取り除き、乳腺炎や急性虫垂炎などの改善に効果があるとされてきました。
そういったことからも、たんぽぽ茶は今でも妊婦さんやお母さんの強い味方のようなイメージが定着しているんですよね。
たんぽぽ茶の嬉しい効果とは?
さて、ではたんぽぽ茶の効果にはどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
- 母乳の分泌を促進する
たんぽぽを摘んだことありますか?
たんぽぽの茎を折ると、乳白色の汁が出てきますよね。
あの白い液体には、苦味成分でもあるタラキサシンが多く含まれており、母乳の分泌を促進してくれる働きがあります。
また、たんぽぽには、鉄分やカリウムも多く含まれています。
鉄分は、酸素を全身に行き渡らせ貧血を予防する、血液にとって大切な栄養素です。
また、カリウムにはエネルギー代謝をスムーズにし、細胞が正常に働くのを助ける働きがあります。
代謝が良くなる事で、体が温まり血行も良くなるので、母乳の出が良くなるだけでなく、母乳の質も良くすることができます。
さらに、先述したように熱によるしこりを取り除いてくれるため、乳腺のつまりにも効果的ですね。
お母さんに嬉しい効果たっぷりです!
- 妊娠に適した体に整える
たんぽぽ茶に含まれる「タンポポT-1」と呼ばれる成分には、性ホルモンのバランスを整えたり、分泌を促す作用があります。
性ホルモンが正常に働く事によって、卵胞の発育を促したり、子宮内膜の血液循環を良くしてくれます。
- 冷え性の改善
東洋医学の考え方では食品は、体を冷やす陰性のものと、体を温める陽性のものとがあります。
普通のコーヒーは、体を冷やす陰性の飲み物に分類されます。
たんぽぽ茶は、体を温める陽性の飲み物に分類されており、体を温め冷え性の改善に役立つ飲み物とされています。
体温が1度下がると、免疫力は30%下がると言うのは、最近よく言われていますよね。
冷えを改善する事で、免疫力を高め、代謝を上げる事ができます。
- 利尿作用
カリウムが含まれていることからも分かるように、たんぽぽ茶は、代謝を良くし利尿作用を高めます。
体内の余分な水分や老廃物を排泄するのを助け、腎機能の改善に役立ちます。
男性にもオススメの効果
さて、ここまで見てきた効果は、4つ。
・母乳の分泌を促進する
・妊娠に適した体に整える
・冷え性の改善
・利尿作用
母乳と妊娠については、男性は関係ないと思いますが、それ以外の効果は男性にも期待できますよね!
そして、たんぽぽ茶はさらに、男性不妊にも効果が期待ができます。
先ほど出てきた性ホルモンに働きかける「タンポポT-1」は、男性の性ホルモンにも関与します。
タンポポT-1は、脳下垂体を直接刺激し、ホルモンの分泌を促すだけでなく、血行を良くし血液の循環をスムーズにします。
この事から、精子の数が増え、動きを活発化してくれるのです。
ぜひ夫婦で愛飲したいですね~。
数日飲んで、劇的に体質が変わったりするものではありませんので、継続的に飲むことが大切です。
注意点としては、たんぽぽ茶の利尿作用ですね!
飲みすぎると、トイレが近くなったり、下痢になったりすることもありますので、ほどほどに。
ノンカフェインで、夜飲んでも入眠を妨げないし、日常生活の中にほっと一息つく感覚で、たんぽぽ茶を取り入れてみては?
体質は、遺伝もさることながら、環境的な要因に大きく影響されます。
様々な体質改善の方法についてまとた記事はこちらです、体質改善にお役立て下さい
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