オクラは生食できる！栄養や美味しい下処理の仕方は？

今年の夏は、母がオクラを栽培していました。
実家に帰った時に食べさせてもらったんだけど、とてもおいしかったです。

私は、特にオクラの天ぷらが大好きです。

ちなみにオクラは生でも食べられますけど、生食するメリットってあるのでしょうか。

オクラの生食についてや、オクラの栄養や美味しい下処理の方法など解説します。

オクラの栄養と効果

まずは、オクラに含まれる栄養について。

強力な抗酸化作用を持つβカロテン

オクラは、βカロテンが豊富で、その量はレタスの３倍以上と言われています。

ベータカロチンはカロテノイドの一種で、強力な抗酸化力を持つ栄養素。
皮膚の健康維持の役割があるので、美肌効果を持ちます。

また、丈夫な骨づくりや成長を支える力もあるので、成長促進に効果があります。

そして、β―カロテンの持つ抗酸化力が、癌の発症原因となる体内の活性酵素を撃退してくれます。

他にも、視力低下の抑制や粘膜の健康維持の効果もあるんだそうですよ。

βカロテン以外にも豊富な栄養

さらに、オクラはカリウムやカルシウムを豊富に含んでいます。

カリウムは塩分であるナトリウムを排泄する役割があります。
カルシウムは、骨を生成するうえで欠かせない成分ですよね。

オクラのネバネバは女性の味方！

また、オクラのネバネバには、ペクチンとムチンと言うものが含まれているそうです。
ネバネバは身体にとてもよく、女性の強い味方です。

ペクチンは、血の中のコレステロールを抑制する働きがあり、中性脂肪を作る原因となっているアミラーゼの働きを抑えることで肥満を予防します。

また、ムチンは、便秘の解消、夏バテ防止、保湿効果によるアンチエイジングなどの働きがあります。

オクラを生で食べるメリットはコレ！

先述したオクラのネバネバ成分ですが、熱に弱い性質があります。
なので、ペクチン・ムチンをたくさん摂ろうとすると、生食か軽い加熱が良いですね。

また、オクラにも含まれているビタミンＣも、熱に弱い性質がよく知られています。

つまり、オクラは生で食べた方が栄養をたくさん摂りやすい！

オクラの美味しい下処理の仕方は？

それではオクラの下処理の仕方について説明します。

オクラには表面に小さい産毛がついています。
これらはそのまま食べると食感に影響するので、取り除きましょう。

特に生食する場合は、下処理をしっかりすると産毛のチクチクがなくなって、美味しく頂けますよ！

オクラの下処理～おいしい食べ方

オクラの産毛は、水洗いして塩をまぶし、まな板の上でゴロゴロ転がすと、簡単に取ることができます。

とても短いですが、オクラの下処理の「板ずり」の仕方が分かりやすい動画を貼っておきますね～。

下処理で塩をつけることにより、オクラの緑色が一層鮮やかになりますね！

もし生で食べる場合は、なるべく細かく刻んで使うのがおすすめです。

そうすることで、細胞壁が壊れてオクラのネバネバが強くなります。

加熱する場合は、沸騰したお湯の中に３０秒ほど入れれば十分。

さっと火を通すのが、美味しく食べるコツです。

ちなみに、オクラは蒸しても食べられます。
蒸したものは、茹でたものよりもっと甘みが強く感じられますよ。

生オクラのオススメの食べ方

最後に、生オクラの美味しいオススメの食べ方を書いておきますね。

オクラを生で食べるなら、小口切りかみじん切りがおいしいです。

オクラは下処理をした後、薄い小口切り（又はみじん切り）にします。

これを豆腐にのせて、冷ややっこで食べたり、納豆や刻んだトマトと合わせても美味しいです。

醤油や削り節と和えるのも良いですが、簡単に美味しくするなら、めんつゆをプラスするのがオススメ！

ぜひ試してみてくださいね。

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