今日テレビ『おじゃmap!!』の企画のおニューmapを見ていたら、ボクシングの辰吉丈一郎さんが、冷や飯が好きっておっしゃられていました。
何でも、冷やしたご飯は消化されにくく、太りにくいんだとか。
減量などが大変なボクサーの方のいう事なので、もしやダイエットに良いのかな?と思って調べたら、なんと、冷や飯ダイエットなるダイエット方法もあるんですよ!
冷たいご飯が太りにくいと言われる理由や冷や飯ダイエットについて、詳しく調べました。
ご飯を冷やすだけの「冷や飯ダイエット」
ホカホカご飯、炊きたてご飯・・美味しいご飯ってどうしても温かいイメージですよね。
ご飯が冷えると何となくガッカリする人も多いのでは?
でも、ご飯を冷やすだけでダイエットになるのなら、「冷や飯ダイエット」気になります!
冷や飯ダイエットはその名の通り、ご飯を温かいものから冷えたものに変えるだけのダイエット。
特に、量を減らしたり、何か1つのものを食べたりしなくて良いという点では、栄養バランスも保つことができて、健康にも非常に良さそうですよね。
ちなみに、冷ご飯の温度は4~5℃が適当だと言われているため、ご飯は冷蔵庫で冷やしたくらいの感じが良いということになりますね。
唯一、気になるのはこの温度ですね。
思ったよりも冷たいご飯を食べないといけないんだ・・ちょっと冷めたくらいのご飯じゃダメなのね~。
お腹が冷えないかな~という点が気になりますが、これはご飯以外でお味噌汁など温かいものを摂るなどして対処するしかなさそうです。
ご飯を冷やすだけなのに、ダイエットに良いという理由は?
そもそも、ご飯を冷やすだけなのになぜ太りにくくなるのでしょうか?
これは、ご飯にたくさん含まれている澱粉(デンプン)の性質が変化するところに理由があるんだとか。
ご飯にはデンプンがたくさん含まれているんですが、ご飯を冷やすとデンプンの一部がレジスタントスターチ(難消化性デンプン)に変化するんだそうです。
難消化性デンプン、字の通り消化しにくいデンプンですね。
消化しにくいということは、ご飯の糖質などが身体に消化吸収されずに大腸まで運ばれ、排泄されるということです。
また、消化が悪い=消化に時間がかかるということ。
消化に時間がかかれば、血糖値を急激に上昇させることなく、糖尿病などのリスクも減らせますし、肥満の予防にも効果が期待できます。
再加熱・食べ過ぎは禁物
さて、良いことばかりのように思える冷や飯ダイエット。
暑い夏なら何とかなりそうですが、冬は辛そうなダイエットですね。
一旦冷やしてまた温めたら良いのでは?って思ったりもしますが、残念なことにレジスタントスターチは温め直すと元のでん粉に戻ってしまうんですって。
なので、温め直しはダメです。
そして当然ですが、太りにくいとは言ってもたくさん量を食べればデンプンの量もカロリーも増えてしまいます。
あくまで、いつもの量を温度だけ変えて食べるようにしましょう。
食べ過ぎは禁物です。
最近は、炭水化物抜きダイエットなどもあって、米好きには耐えられないですけど、冷や飯ダイエットならお米は食べられますからね。
そう考えると、お米好きさんにはおすすめのダイエット方法と言えるかも。
温め直しは・・OKになった?
ここまで語っておいてアレなんですけど・・・
実は、2015年に発表された論文に、冷や飯を温め直してレジスタントスターチが元のでん粉に戻ってしまうのを解決する方法が書かれていたそうです。
それは、お米を炊く時にオイルを入れて炊く、という方法なんですって。
オイルを入れて炊いたご飯は、冷蔵庫で12時間冷やすとカロリーが半分になる、という研究結果からなのだそうです。
そして、このご飯を温め直しても効果は変わらない、とのこと。
ちなみに、研究に使われたオイルは、ココナッツオイルだったそうです。
なので、
冷や飯大好き v ヤッホ~!
という人以外は、
ココナッツオイル入れて炊いて、一度冷やしてから再加熱する、という方法がベストですね。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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