新しいインフルエンザ予防接種、鼻から摂取するフルーミストとは?

新しいインフルエンザ予防接種に鼻から摂取するフルーミスト(フルミスト:FluMist)が登場しました。

 

針を刺さなくても良いので、痛くなく予防接種できるというものらしいので、気になりますよね。

 

フルーミストのメリットとデメリットを比較してみました。

 

*この記事は2017年10月現在のものです、医療技術は日進月歩で進化するので、最新の情報は専門の機関やかかりつけのお医者さんにお問い合わせください。

 

 

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フルーミストとは?メリットは?

 

フルーミストは、鼻から摂取するインフルエンザ予防接種の一種で、注射を使わず、鼻に、シュッと吹きかけるだけで予防が出来るので、特に注射を嫌がる子供に最適な予防接種方法なんです。

 

 

注射を使わない

フルーミストのメリットはやはりなんと言っても注射を使わないこと。

これが一番のメリットです。

 

小さな子供に注射・・・と言ったらそれはもう大変ですし、大人でも注射が嫌いな人も多いと思います。

 

それが鼻にシュッとするだけで、終わってしまうのは、大変なメリットです。

 

 

効果が注射の3倍

注射の場合、効果は4ヶ月と言われていますが、フルーミストはその3倍の一年間効果があります。

 

なので一回鼻にシュッとやってしまえば、その年の予防接種は必要ありません。

 

 

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フルーミストのデメリットは?

 

費用が高い

もともとインフルエンザ予防接種は保険対象外なので、高いですよね。

注射の場合でも、数千円かかりますが、フルーミストは倍の1万円かかります。

 

ちなみに、インフルエンザ予防接の費用が病院によってマチマチなのはインフルエンザ予防接種の費用が

 

ワクチン代+技術料

 

だからです、ワクチン代は一緒なんですが、技術料、つまり手間賃で各病院で差がつきます、なので高いからといって、良いワクチン・・・とかそういうのはありません。

 

ワクチンはどこで打っても同じものです。

予防接種注射

自治体からの補助が受けられない

フルーミストはアメリカでは承認されていますが、日本では現時点では承認されていません。

 

そのため、自治体からの補助が受けられなかったり、重い副作用が出ても、国の保証対象外となってしまいます。

 

現在、臨床試験をしているとのことなので、やがて日本も承認され、このデメリットは無くなっていくと思います。

 

 

年齢制限がある

注射の場合、生後半年以上から受けられますが、フルーミストの場合、2歳以上50歳未満と年齢制限があります。

 

ただ、この情報も臨床試験によって変わってくる可能性が高いので、最新の情報は必ず、かかりつけの病院などで確認してみてください。

 

病院

 

 

以上が、フルーミストのメリット・デメリットですが、国に承認されれば、自治体の補助など受けられて、安くなる可能性もありますし、ポピュラーなものに変わっていくかもしれませんね。

 

注射嫌いの人の救世主となりそうです(笑)

 

 

ただ、インフルエンザ予防接種って、打っても絶対かからないわけじゃないんですよね・・・打ってもかかる時はかかるんで・・・。

 

予防接種したから大丈夫!と油断するのではなく、保険程度のものと考え、毎日、うがい・手洗い・マスク等の予防を徹底したいものです。

 

 

まとめ

 

1,フルーミストとは注射を使わない新しい予防接種方法

2,メリットは注射を使わない、効果が長い(3倍長持ち)

3,デメリットは費用が高い、年齢制限がある(今後改善される可能性も)

4,予防接種は保険的なもの、頼り切るのではなく、普段の予防が大事

 

 

実際にどんな感じなのか、フルミスト接種の様子の動画がありましたので、ご参考程度にどうぞ。

↓    ↓

プールの後みたい、という感想がお子さんらしいですね。

 

 

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