思春期の頃って、匂いにも敏感になるって聞いた事があるんですけど。
10年ほど前、例にもれず私も自分の臭いが気になって、高校行きたくないなぁ～って悩んだ時期がありました。
そんな時に母に勧められたのが、焼きミョウバンだったんですけど。
今、体臭用の消臭剤の多くは、ミョウバンを原料に使っているって知っていましたか？
そんな、体臭の消臭に効果がある事が分かっているミョウバンについて、使い方など調べました。
目次
ミョウバンのデオドラント効果を実感
さて、少しだけ約10年前の私の話をさせてもらいますね。
当時は、今ほど消臭グッズも豊富に売ってなかったですし、あっても香りを付けるような感じのものがほとんどだったような気がします。
香りを付けると、余計変な臭いがするような気がするし、消臭できていないし。
ちょっと使ってみたけど根本的に違う・・！って感じてすぐに使わなくなりました。
臭いのことって、友達には相談できないし、親にもちょっと言いにくいしでホント悩みました。
他人から見たら些細なことかもしれませんけど、デリケートなんですよね、年齢的にも。
でも、まぁ仕方無しに親にさりげなく、臭い対策について聞いてみたわけですよ。
そうしたら、「あー、そんなに気になるなら、焼きミョウバン使ったら？」と、アッサリ言われました。
当時、ミョウバンは洗濯などに使用して、消臭効果があると言われてはいましたけど、身体につけて良いものだと思ってなかった私。
でも、母曰く、お漬物なんかにも使うこともあるし大丈夫との事だったので、かなりビビリながら使ってみたのを覚えています。
で、実際焼きミョウバンを使ってみて、その消臭効果にびっくり！
私の感覚では、市販の制汗スプレーなんかとは比べ物にならなくって、高校生活のほとんどをミョウバンで乗り切ったと言っても過言ではないほど。
いや、今なら臭い気にしすぎだよって自分でも思いますけど、当時はそのくらい悩んでたんですよ・・。
不安に思うともう余計に変な汗をかいてしまうし、悪循環なんですよね。
で、最近になって、ミョウバンには体臭の消臭効果がある事が明らかになった、というテレビ番組を見ました。
今や様々なデオドラント商品にミョウバンが使われていて、あの時の母にめちゃ感謝してますよ。
でも、ミョウバンがどうして体臭を抑制してくれるんでしょうか？
ミョウバンの体臭抑制効果の理由は？
ミョウバンに、体臭を消したり抑制したりする効果があるのはどうしてなんでしょうか。
そもそも、ミョウバンは温泉などの成分として自然の中にもある物質なんだそう。
そして、私達になじみのあるミョウバンは、人工的に作ったミョウバンで「硫酸カリウムアルミニウム」というものなんですって。
つまり、金属の化合物なんですね。
ここに、消臭効果の秘密がありそう！
金属イオンが細菌を殺菌してくれる
最近、ミョウバンと同じくデオドラント商品に多い成分が銀イオン。
Ａｇ（銀）の力で臭いをカット！とか、見たことありませんか？
そう、金属には消臭効果があると言われているんですよね。
簡単に言うと、金属イオンが臭いの元となる細菌を殺菌し、臭いを消す、と言う原理ですね。
ミョウバンにも、金属イオンが含まれており、殺菌・消臭効果があると言われているんですって。
酸性のミョウバンが菌の繁殖を抑制
また、ミョウバンは水に溶けると酸性の性質があるそうです。
体臭の元になる細菌は、アルカリ性の環境で繁殖しやすい為、ミョウバンの酸性が細菌の増殖を抑制してくれると考えられます。
この働きは、消臭してくれるというよりは、体臭を予防してくれる働き、と言えそうですね。
つまり、まとめると
・ミョウバンの金属イオンが、細菌を殺して消臭
・ミョウバンの酸性の性質が、細菌の繁殖を抑制して体臭予防
この２つの働きが、ミョウバンのデオドラント効果の理由なんですね。
焼きミョウバンで体臭対策、オススメの使い方は？
ちなみに、私が高校生の頃やっていたのは、焼きミョウバンの粉を直接お肌に塗りこむ、という方法です。
これはかなり消臭効果が実感できるオススメの方法なんですけど、唯一の欠点は粉だらけになると言う点。
塗ったお肌の部分はもちろんですが、床とかにも粉が落ちますし、服を着るときに塗った部分に服が当たると、粉で服が白くなると言う弊害がありました。
制服を着るときに、すごく注意して着ていた記憶があります。
まぁ、正直ちょっと面倒ですよね・・。
で、これを解決するのがミョウバン水と言って、ミョウバンを水に溶かしたものを使用するというもの。
これなら、粉末状じゃないので床を粉だらけにすることもないですし、服にも粉がつきにくいですね
ミョウバン水は、下に記載する原液を10倍～30倍ほどに薄めて使うんだそうです。
◎ミョウバン水（原液）の作り方
１、まず以下の３つを用意する。
・水道水 300ｍｌ
・焼きミョウバン（粉末） 10ｇ
・ペットボトルなどの容器
２、容器に焼きミョウバンを入れ、水を加えて混ぜる
３、ミョウバンが完全に溶けて液が透明になるまで、冷暗所で１日ほど置く
これでミョウバン水の原液が作れます。
ただ、ミョウバンの粉末を直接塗る方法の方が、個人的には消臭効果が長持ちするような気がしました。
作る手間もありますし、今は市販のミョウバンを使ったデオドラント商品を使っていますよ。
私が使用している商品はコレです。
↓ ↓
朝、サッと塗れば一日もつし、塗った後すぐに服も着れるし、ホント十数年前と比べてかなり楽になりましたよ。
（ただ、汗を抑えてくれる効果はほとんど感じませんけど、消臭目的で使用しているので、ここでは割愛）
ミョウバンの効果が気になる方は、一度どの使い方でも良いので試してみてくださいね。
私のオススメは、やっぱりデオドラント商品ですけどね（笑）
お薬屋さんでも購入できるので、お手軽ですよ～。
食べ物も体臭に大きく関係する生活習慣。
一度見直してみては？
↓ ↓
体臭・肩こりなどの痛み・睡眠のお悩みを改善したい、対策したい！という方へお悩みのまとめ記事はこちらです。困ったときの対処法を載せています、是非御覧ください。
コメントを残す