美容と健康に気を付けているからこそ、気を付けたい「ケトン臭」。
お米やパンなどの炭水化物の摂取量を減らす、糖質制限ダイエットが広まるにつれて、このケトン臭に悩む方も増えてきているんだそうです。
「ケトン臭」とは、どんなものなのでしょうか。
どんな成分が原因で、どんな匂いがするのでしょうか?
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「ケトン臭」ってどんな匂い?
糖質制限ダイエットを始めてしばらくすると、体中から嫌な匂いがすることがあります。
一般的には、「甘酸っぱい強烈な臭い」と表現されることが多いですが。
人によっては、
・リンゴが腐った臭い
・朝起きたら枕がヨーグルト臭
・ケモノ臭
などと表現する方もいるようです。
共通するのは、あまり良い匂いじゃなさそうだという点でしょうか。
こんな匂いが自分からしてきたら、ショックですよね。
ケトン臭の成分とは?
ケトン臭の素であるケトン体には、アセトンが含まれているんですって。
そのアセトンがケトン臭の悪臭のもと。
ひと昔前の除光液にアセトンが含まれていて、その刺激臭の記憶がある方も多いかもしれませんね。
体臭はデリケートな問題なので、気付かない内に周辺の人に嫌な思いをさせているかもしれません。
ダイエット臭には段階がある
ケトン臭は、ダイエット中だけに発生するものではありません。
不規則な食習慣を続けたりしても、ケトン臭がする場合があるんですって。
また、ダイエットをし始めてすぐにケトン臭がする訳ではありません。
ケトン臭はダイエット臭の中でも最終段階で、最も強烈で嫌な臭いと言われます。
ダイエット臭には段階があるのです。
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ダイエット臭の3つの段階とは
まず、食事制限をし始めて炭水化物やたんぱく質が足りなくなると、体内の中性脂肪が脂肪酸に分解され始めます。
脂肪酸はエネルギーに変わるのですが、余った分が血液を通して体中に行き渡り、特に口臭として「脂っぽい匂い」が感じられるようになります。
その後、ダイエットによる基礎代謝の低下が続くと、余った脂肪酸から乳酸が発生し、汗から「アンモニア臭さ」が匂うようになってきます。
この辺りから自分の臭いに気付き始める方もいるようですね。
更に脂肪酸が燃焼されずにいると、ケトン体というニオイ物質に合成され、水溶性のケトン体は血液を通して、口臭、汗、尿に混じり、体中から「甘酸っぱい」ケトン臭という典型的な匂いがするのです。
この段階では、本人だけではなく、周囲も気付くことが多くなります。
ケトン臭に気付いたら
ケトン臭がする、ということは代謝が上手くいかず、ダイエットが正しく行えていない、ということ。
基礎代謝が低下し、ケトン体が燃焼されずに体内に残っているから匂うんですね。
そんな時は、まず食事制限の内容を見直して正しいダイエットに戻すことが重要です。
更に、筋トレやウォーキング等の有酸素運動を取り入れて、代謝をアップすることも対策のひとつです。
せっかく美しく健康であるためにダイエットをしているのに、嫌な体臭がすると元も子もありません。
ケトン臭に気を付けて、ゆっくりと取り組みたいものですね。
体臭と食べ物の関係についての動画を貼っておきますね。
↓ ↓ ↓
動画中の「良い匂いになる食べ物」で触れられているクエン酸などは、ケトン臭に対しても有効であると言われていますので取り入れてみると良いですね。
関連記事⇒ ケトン臭の原因と対策・改善方法とは!
体臭・肩こりなどの痛み・睡眠のお悩みを改善したい、対策したい!という方へお悩みのまとめ記事はこちらです。困ったときの対処法を載せています、是非御覧ください。
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