毎年、みかんや柚子をお風呂に入れるのですが、香りも良く、とても温まります。
みかんもユズも食べるだけじゃなく、お風呂に入れてもポカポカになるような気がするんですよね。
今回は、特にみかんの皮の成分について、調べてみることにしました。
あ、ちなみに今回調べたのは、みかんの果肉を包んでいる薄い膜のような白い皮ではなく、オレンジ色の分厚い皮の方ですからねっ。
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みかんの皮をお風呂に入れると美肌にも
みかんの皮には、リモネン・テルピネンなどを主成分とする香り成分、精油などが含まれてます。
精油には、毛細血管を広げて血行促進作用があると言われてますから、体を芯から温めてくれるんですね。
また、リモネンやテルピネンなどの香り成分だけでなく、クエン酸やビタミンなど、様々な成分が含まれています。
リモネン→香りだけでなく、汚れを落とす効果もあります。
クエン酸→消臭効果があります。
ビタミンA、C→お化粧品にも良く使われている美肌成分です。
皮をお湯に入れると、これらの成分がお湯に溶けだして、お肌に栄養を与えてくれます。
だから、みかんをお風呂に入れると美肌に良い、と言われているんですよね~。
みかんの皮をお風呂に入れるときの注意点ですが、国産のみかんには、今はほとんどワックスなどは使われてはいないようですが、表面は軽くお湯などで洗ってください。
ただし、裏についている繊維質のものには、ペクチンなどお肌に良い成分も含まれているため、洗いすぎないようにしましょう。
表面を軽く洗い流す程度でOKです。
お湯に入れる前に、洗濯用のネットなどに入れると、後で取り出すのも簡単ですね。
皮に含まれる油分は、エコの洗剤にも良く使われています。
香りが素敵なだけではなく、体も温めてくれて、汚れも落としてくれるなんて素晴らしいですね。
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みかんのオレンジ色の皮は、実は食べられる
みかんの皮は日本では馴染みはありませんが、中国では漢方薬として有名な食材です。
乾かしたみかんの皮は陳皮と呼ばれ、漢方生薬として使われるんだとか。
陳皮の作り方は、良く洗った皮を刻んで、ざるなどに広げて一週間ほど影干しをします。
胃の働きを助け、新陳代謝を促すので、便秘や下痢に、あと風邪の予防に効果があると言われています。
お湯に、刻んだ陳皮と、しょうが、レモン、はちみつなどを混ぜて飲むと良いそうですよ。
みかんの皮の白い筋は栄養満点、捨てないで!
皮を剥いた時に沢山ついてくる白い筋は『アルベド』と呼ばれています。
うちのお母さんがそうなんですが、あれをせっせと剥いで食べてる人っていますよね。
みかんの白い筋(アルベド)にこそ、栄養が豊富に含まれているので、これまで捨ててしまっていた方は、是非捨てずに食べてみてください。
アルベドの中には、水溶性の食物繊維である『ペクチン』が豊富に含まれています。
食物繊維なので、整腸作用があり、下痢や便秘を予防してくれます。
ペクチンは整腸作用だけでなく、血中のコレステロールを下げる働きを持ち、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病にも効果があるとされており、医療の分野でも注目されている成分です。
テレビでもお医者さんが、便秘にはみかんを食べるのが、一番効果があると言われていましたよ。
まとめ
みかんの皮に関して調べてみたらいろんなことがわかりました
1,みかんはまるごと食べられる
2,みかんは皮にも栄養がたっぷり含まれている
3,皮はお風呂に入れると美肌効果や血行促進効果がある
4,皮はしっかり洗って1週間陰干しすれば、陳皮として食用できる
5,みかんのについてる白い筋にもたっぷり栄養が含まれている
P.S.
もちろん、みかんの果肉にも栄養素がたっぷり入っていますよv
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旬のフルーツには、健康に良い栄養や効能がたっぷりです。
色々な果物の栄養や、効能を調べて記事にしています、是非御覧ください。
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