秋は、食欲の秋とも言われて、美味しいものも増える時期ですよね。
今回は、秋鮭について。
鮭は、秋にしか獲れない訳じゃないけど、秋鮭って言うとやっぱり脂が乗って美味しい時期、って感じがしませんか?
でも、本当に他の時期の鮭と比べて栄養にも違いがあるのでしょうか。
また、脂が乗っていると聞くと、カロリーが気になるんですけど、秋鮭のカロリーは高いのでしょうか。
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秋鮭は脂がのっていて美味しいのは本当?
秋鮭の旬は、9~11月です。
秋鮭って、秋に獲れる鮭全般だと思っていたんですけど、基本的には「白鮭」という種類の鮭で、秋に獲れるものの事を言うそうなんですよ。
鮭には、紅鮭・白鮭・銀鮭と3種類あるそうなんですけど、その内の一種類なんですね。
白鮭は、産卵の時期に川に遡上して川で産卵しますが、それがちょうど9~11月頃。
つまり、秋鮭というのは産卵期の鮭、ということになりますね。
産卵を控えた鮭は、栄養を蓄えて美味しい、とも言われています。
でも、秋鮭は卵に栄養をとられていたり、遡上にエネルギーを使うという事もあって、脂がのっているというよりは、どちらかというと身が締まって、しっかりとした食感を楽しむものなんだとか。
知らなかった!
鮭の脂がのって美味しいのは、秋鮭の少し前・・産卵期の少し前の白鮭なんですって。
夏(7~8月頃)に獲れる白鮭で、「時鮭」と呼ばれるものなんだそうです。
これを私は秋鮭と勘違いしていたんですね~。(^^;)
なので、秋鮭は脂がのっていて美味しい、というのは間違い!
秋鮭は、身が締まってしっかりとした食感を楽しめる白鮭のことでした。
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秋鮭はカロリーが高い?
秋鮭=脂がのっていて美味しい、というのは間違いでした。
秋鮭は、どちらかというと淡白な味で身がしっかりしている状態と言えます。
私は、秋鮭は脂がのっていると勘違いしていましたのでカロリーも高いのでは?と気になったんですが、淡白な秋鮭は、それ以外の時期よりもカロリーが低いと考えられます。
ただ、データとして時期でカロリーを比較したものがないので、正確にどのくらい低カロリーかは分からないのが現状。
ちなみに、秋鮭と同じ白鮭の平均的なカロリーは、100gあたり133キロカロリーと言われています。
お魚なので、カロリーもまぁそんなものですよね~。
秋鮭はこれよりもやや低いカロリーになると考えられるので、100gで100キロカロリー前後になるでしょうか。
秋鮭は、思っているよりも低カロリーなんですね。
秋鮭と別の時期の鮭の栄養の違いはあるか
さて、では秋鮭と別の時期の鮭、栄養の違いはあるのでしょうか?
秋鮭は、産卵で身が締まって淡白で美味しいとのことですが、脂はあまりのっていないということですよね。
なので、魚の脂に含まれるDHA・EPAがやや少ないと考えられます。
DHA・EPAと聞くと、「魚を食べると頭が良くなる~」の歌が浮かびますけど。
DHAは、記憶促進に重要な役割を果たす物質と言われており、認知症の予防などにも効果が期待される栄養です。
EPAは、血流を良くし、動脈硬化や高血圧の予防などに働いてくれます。
どちらも、健康のために摂りたい栄養素なので、秋鮭に少ないというのはちょっと残念ですね。
でも、鮭の色素成分のアスタキサンチンや豊富なタンパク質なども含め、やや栄養が減っていたとしても秋鮭は高タンパク低脂質な、健康に良い食べ物であることに変わりありません。
アスタキサンチンは抗酸化作用のある栄養素で、活性酸素を除去し、夏の暑さで低下した免疫力を高めてくれる働きがあると言われており、冬に向けて摂りたい栄養素でもあります。
今年の秋は、身の引き締まった淡白な味わいの秋鮭、味わってみてくださいね。
秋鮭レシピ動画どうぞ~
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