硬水と鉱水ってどう違うの?どちらが身体に良いの?

この前、炭酸水を購入したら、原材料のところに「鉱水」と書いてありました。

お水の硬度が高い水を指す「硬水」とは違うみたいなんですけど、初めて見た表記に驚いたんですよね。

 

鉱物が入っているお水の事なのかな?と個人的には解釈したのですが、実際どういうものなんでしょうか。

 

硬水と鉱水の意味・定義や違いなどについて書いていきたいと思います。

 

鉱水ってどんなもの?

まず、私があまり見かけたことがなくて驚いた「鉱水」について。

 

どういったものなのか調べてみると、農林水産省のミネラルウォーターのガイドラインにある言葉のようです。

それによると、

鉱水とは、ポンプ等により取水した地下水のうち溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水

 

ちょっと難しい言葉も出てきますけど、簡単に言い換えると「ミネラル分などが含まれている地下水」の事なんですね。

 

個人的には、ミネラル分の含まれているお水って体に良さそうなイメージがあるので、鉱水って言葉は、とても身体に良さそうな印象を受ける言葉です。

 

でも、ミネラル分を含むお水といえば、硬度を表す「軟水・硬水」という言葉もありますよね。

これとはどう違うのでしょうか。

硬水と鉱水の違いとは?

同じようにミネラル分を含むお水を表す言葉の、鉱水と硬水。

違いは、どういったところなのでしょうか。

 

鉱水は、ミネラル分を含んだ地下水でしたよね。

 

では硬水はどういったものなのかというと、カルシウムとマグネシウムの含有量が多い水のことを「硬水」と呼ぶんですって。

含有量の基準は、WHOで決められており120mg/lを基準として硬水・軟水に区分されるそう。

 

ただ、硬水は地下水だけでなく、水道水などであってもその基準に達していれば硬水と呼ばれます。

ですので、「硬水」というのはあくまで硬度の高いお水全般のことを指すんですね。

 

もう一方の「鉱水」にはミネラル分は入っていることは必須条件ですが、硬度の基準はありません。

 

ですので、もちろん、

鉱水でありながら硬水であるお水もありますが、

鉱水であっても軟水の性質を持ったお水もあるんですよね。

 

鉱水と硬水、違いのポイントはコレ

硬水は、一定の基準以上カルシウム・マグネシウムを含む水の事

硬水は、ただ水の硬度が高いものを指し、天然水や地下水に限らない

鉱水は、ミネラル分を含んだ地下水で、硬度の規定はない

 

 

鉱水と硬水、どちらが身体に良いの?

さて、鉱水と硬水の違いが分かったところで、身体の為にお水を選びたい、という場合はどちらのお水を選べば良いのでしょうか。

 

これは、自分がどういった目的でお水を選ぶかによります。

ミネラル重視なら硬水がオススメ

もしも、ミネラル分を必要としている場合は、硬水の方がオススメと言えますね。

 

と言うのも、鉱水はミネラル分の含有量については定義されていません。

ですので、ミネラル分が少なく、軟水の可能性もあります。

 

その点、硬水はミネラル分が一定以上含まれているので、マグネシウムやカルシウムを摂りたいという方には硬水の方が良いと言えますね。

 

豊富なミネラル分を含む硬水を摂ることは、お通じの悩みに良いとも言われています。

 

私も硬水のミネラルウォーターに一時期はまっていた時期がありましたが、私の場合飲み過ぎなのか体質的に効き過ぎてしまうのか、お腹がゆるくなる事が多かったので飲むのをやめてしまいました。

胃腸に優しいのは鉱水(軟水タイプ)

飲みやすく、胃腸に負担のないお水の方が良いというのであれば、軟水タイプの鉱水が良いですね。

 

日本の水は基本的には軟水だと言われていますので、硬水は苦いような味に思えてしまう事が多いです。

その点、軟水タイプの鉱水であれば、ミネラル分は入っているけど、そこまで多くなく、味も成分も日本人に合っていると言えます。

 

それぞれ、好みと目的に応じて使い分けるのも良いかもしれませんねっ。

 

「鉱水」ってあまり見かけないなって方は、私が購入しているこの炭酸水などが鉱水を原料にしたものなので参考に見てみてねっ。

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「硬水」で有名なのは、こちらのコントレックスですかね。

癖のある味なので、私は慣れるまでちょっと飲むの苦戦しました・・。

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