子供の風邪の原因となるウイルスの一つにアデノウイルスと言うものがあります。
実は、大人にもかかる可能性があるって知っていましたか?
子供と大人だと、同じアデノウイルスが原因でも症状が若干異なるそうなんです。
では、もし大人が感染した場合、出勤できるのでしょうか?
会社を休まないといけないのでしょうか。
子供が感染した場合と大人が感染した場合、それぞれについて書いています。
アデノウイルスの特徴は?
アデノウイルスの3つの特徴は、次のようなものです。
・39度前後の高熱が3~5日程度続く
・喉の腫れや痛みがある
・目が充血したり目ヤニが出る、結膜炎
どれかだけが出る場合もあるし、全ての症状が出る場合もあります。
この他にも、鼻水、鼻づまり、咳、下痢や腹痛、嘔吐など、風邪と同じような症状もよく出ます。
アデノウイルスは、感染者のくしゃみや咳から感染したり、感染者に触って感染したり、感染者の吐いたものや便を介して感染します。
感染した子供の世話をしていて、親が感染するということがよくあるようです。
大人もかかる病気だったんですね!
子供がアデノウイルスに感染したら学校は?
子供がアデノウイルスに感染した場合、法律で出席停止の期間が決められているものがあります。
それは、プール熱と呼ばれる咽頭結膜熱の症状がある場合です。
主症状が治まってから2日間は、まだ感染力が残っている可能性があるので出席停止にするように決まっています。
また、流行性角結膜炎の症状がでた場合は、眼の症状が良くなってからも感染力が残っている場合があるので、医者との相談により数日間は自宅で待機する必要があります。
大人がアデノウイルスに感染した場合、出勤はできる?
では、大人の場合はどうなのでしょうか。
大人がアデノウイルスに感染したら、出勤してはいけないのでしょうか。
実は、法律ではダメとは決まっていないようです。
なので、大人が感染した場合は、会社に出社することが可能なのです。
ただし、他人への感染を防止するためにも、休める場合は休む方が良いですね。
特に症状が重い場合は医者にかかり、診断書を出してもらって出勤について会社に相談するなどといった必要はあると思います。
発熱などは内科ですが、眼の症状がひどい場合は眼科を受診しましょう。
出勤する場合は、感染予防に注意して!
アデノウイルスは、潜伏期間の5~7日、発症期間の3~5日、そしてほぼ治りかけた回復期間2週間程度は感染する可能性があると言われているそう。
思ったよりも感染する期間が長いですね。
治りかけたからと言って油断はしないようにしましょう。
感染者の看病をする場合は、感染に注意しましょう。
あまり近づかないようにしたり、マスクを装着したり、感染者と同じタオル等を使わないといった対策が有効です。
感染した子供の世話をする場合は、そのたびに手洗い・うがいをするなどして感染を防ぎましょう。
また、自分が感染してしまった場合は、他人にうつさないように注意しましょう。
どうしても仕事が休めない場合は、マスクをする、手洗いをこまめにする、他人との接点を少なくする、共有を避けるなどの対策が大切です。
社会人のマナーですよね!
アデノウイルスはインフルエンザと同じように感染力が強く、症状も辛いので、まずはしっかりと感染予防の対策をしてくださいね。
アデノウイルスについて、短く分かりやすく解説している動画がありましたので、よろしければご覧下さい。
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