子供の頃、やけどしたらアロエを貼っていたんですけど、そんな方きっと私の他にもたくさんいますよね?
ヒリヒリする部分が冷やされて、う~ん、効いてる気がする!
なんて思ってた子供時代。
最近、アロエなんて栽培しているのをあまり見かけないけど、やけどにアロエが良いっていうのは、もう今や古いのかしら?
というか、そもそもあれは迷信で、間違っていたのでしょうか?
よく考えたら、やけどに効くという理由もよく知らないですよね。
今回は、そんなアロエの火傷に効くと言われる成分などについて掘り起こしてみました。
調べていると、火傷にアロエを使っちゃいけない場合もあったんですよ。
「火傷にアロエ」は迷信?
昔、やけどにアロエを使った時、アロエの中のゼリー状の部分を露出させて貼っていました。
あのゼリーの部分って、舐めると苦いんですよね~。
薬だから苦いのね・・って子供ながらに思って、火傷にも効くような気がしましたけど、薬効成分みたいなものはあるのでしょうか?
色々調べてみると、医学的根拠はないという説もあれば、やけどに良い成分が含まれているという説も。
つまり、やけどに良い成分が含まれているものの、実証されていないということなんでしょうか。
でも、やけどに使えるアロエ軟膏なんかもあるみたいだし・・。
アロエにやけどに効く成分が入っているのは分かっているけれど、どれほどの効果があるのかは実証されていない、というのが色々調べてみた私の今のところの解釈です。
なので、「アロエはやけどに効く」というのは、迷信とは言い切れないんです。
アロエがやけどに効く理由とは
アロエにはやけどに効く成分が含まれている、というのは間違いない。
では、アロエが火傷に効くと言われる理由にもなっている成分とは、どんなものなのでしょうか。
・ムコ多糖類
皮膚の炎症を抑え、細胞を活性化して傷を回復させる働きがあると言われています。
保湿の効果も指摘されており、皮膚を健康に整えてくれます。
・アロエチン
殺菌作用が高いアロエの成分の一つ。
化膿したお肌の回復に効果があると言われています。
・ビタミンC
美白にも良いと言われるビタミンCも、アロエには含まれています。
細胞を活性化させる働きがあり、傷の修復に役立つそう。
主だった3つの成分を挙げてみました。
これだけやけどに良い成分があるなら、「アロエがやけどに効くなんて迷信」とはもう言わせない?
でも、火傷にアロエはあくまで民間療法。使い方を誤ると、危険なんです!
注意!アロエを使ってはいけないヤケドってどんな状態?
基本的には、やけどをした時は、すぐに冷やすのが正しい方法です。
アロエを使う場合でもそれは同じ。
そして、アロエを使っても良いのは、軽いやけどの場合だけです。
患部に傷口がなくて、赤くなっているだけのやけどの場合のみ、と言いかえてもよいです。
傷口や水膨れがあると、アロエを貼ることで患部から雑菌が入り、感染症を引き起こす可能性があるからです。
やけどの状態がひどい時、皮膚が爛れるほどのやけどの時、患部に傷口や水ぶくれがある時などはアロエを使用してはいけません。
アロエを貼らず、病院へ行ってくださいね。
また、アロエを使用する場合は、必ず熱湯か煮沸による消毒をした後冷やしたものを使用しましょう。
これも感染症を防ぐための手法です。
こうして調べると、アロエってやけどに使う前に消毒して・・と意外と手間がかかるんですね。
やけどした部分が痛くて寝れないって場合は、アロエを使うと良いかな・・って思いますけど、そこまでメリットを感じないのは私だけでしょうか(笑)
ちなみに、火傷した部分が痛い場合は、ラップをすると痛みが和らぐそうですよ。
湿潤療法にもなりますし、こちらの方が手軽で良さそう・・。
湿潤療法の分かりやすい説明動画があったので、よろしかったらご覧くださいね。
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困ったときの対処法を載せています、是非御覧ください。
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