実は美肌食材!しらすの栄養・効能とは?じゃことの違いは?

時期になると、生シラス丼なんて目にする機会も多いですよね。

子供の頃は興味がなかったけど、大人になってからは時期のものには弱い私。

魚なので、カルシウムが豊富なのは何となく知ってたんですけど、実はしらすって美肌にも良い食材なんですって。

今回は、シラスの栄養・効能から美肌によい理由を探ります。

形がよく似たジャコなどとの違いも調べましたよ!

しらすと、じゃこや小女子との違いは?

まずは、しらすについて。

しらすは、イワシ類の稚魚です。

ぱっと見、シラスもジャコも小女子(コウナゴ)もそんなに違うようには思えないですよね。

実は、

  • 捕れたそのままのものを「生しらす」
  • 茹でただけのものを「しらす」
  • 茹でたものを少しだけ干したものを「しらす干し」
  • さらにしっかり乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」

と呼ぶんだそうですよ。

しらす干し

そして、小女子は、イカナゴという魚の稚魚。

なので、じゃことしらすは同じ魚だけど、小女子は魚の種類が違う、と言うのが一般的なようですね。

しらすの栄養・効能は?

しらすとじゃこと小女子の違いが分かったところで、しらすの栄養と効能について見ていきましょう。

 カルシウム

ご存知のとおり、しらすにはカルシウムが豊富に含まれています。

カルシウムは、頑丈な骨を作るのに役立つ栄養素ですよね。

女性に多い骨粗しょう症の予防にも重要で、年齢とともにカルシウムが不足しがちになってきますし、特に摂りたい栄養の一つでもあります。

たんぱく質

しらすには、たんぱく質も豊富です。

中でも、エラスチンという聞きなれない名前のたんぱく質が含まれています。

エラスチンは、コラーゲン同士を結びつける働きを持っています。

また、メチオニンという必須アミノ酸も含まれています。

必須アミノ酸は、体内で合成する事ができないので、食品から摂る必要があります。

魚屋

DHAとEPA

昔は悪者扱いだった脂質。

でも、しらすには、良質な脂質のDHAとEPAが含まれています。

「魚を食べると頭が良くなる~」のアノ成分ですね。

しらすが美肌に良い理由はコラーゲン!

知らなかったんですけど、しらすにはコラーゲンが豊富に含まれているんですって!

100gのしらす干しだと、約1900mgもコラーゲンが含まれているんです。

これまでコラーゲンは、食事で摂ってもほとんど効果がないとされていました。

でも、近年の研究で食べ物から摂取したコラーゲンが、体内でコラーゲンペプチドという成分になって、お肌に潤いや弾力を与えるということが分かってきたんだそうです。

肌の手入れ

さらに、前項で紹介したエラスチンがしらすには含まれていますよね!

このエラスチンがコラーゲンと共に働いて、肌のハリを保ってくれるんだそうです。

お肌プルプルになれそうw

お肌に良いとされているコラーゲンの1日の摂取量は、5gほどと言われています。

これを食品だけで摂るのは、ぼんやりしているととても無理。

意識して摂らないと、目安の摂取量に届きません。

外食でしらすがメニューにあったら絶対頼む、とか料理される方なら買い物の際に購入リストに入れておく、など工夫すると良いですよね。

しらすって、春と秋に二度産卵の時期があるそうなので、その時期にはチェックすると旬の美味しいシラスが食べられます。

生シラスのつるっとした食感、今から旬の時期が待ち遠しいですね☆

有名な淡路島のしらす、漁から・加工・食べ方まで分かりやすい動画どうぞ~。

↓    ↓

生しらす丼、美味しそうですね。

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