性格変えたい~って思ったことありませんか?
私は、以前すごーくネガティブだった時期があったので、そこからすると性格変わったかな、と思います。
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でも、基本的には性格って、変えたいなって思っても、なかなか変えられないものだというイメージを持っていませんか?
そんな、簡単に変えられない性格。
それでも変えたいって時はどうすれば良いのでしょうか。
近年の研究で、性格を決めるのは3つの要素だということが分かってきたそうです。
この3つの要素を知れば、性格は変えられマス!
性格を決める3つの要素
性格を変えたいなら、まずどうやって性格が決まるのか知っておきましょう。
人の性格を決めるのってなんだと思います?
生まれつき決まっている?それとも、育った環境でしょうか。
近年の研究で分かったことは、人の性格を決めるのは3つの要素だということです。
性格を決定づける3つの要素 1、遺伝子 2、環境 3、認知バイアス |
1の遺伝子と2の環境はだいたいイメージできますよね。
この2つだと、性格=生まれつき&環境説ですから。
まぁ、焦らずに順番に説明していきますね。
1、遺伝子
遺伝子は性格のほぼ半分を決定づける、とも言われるくらい性格の形成に重要な役割を担っているんだそうです。
親に似てきたな~、なんて私たちが思うのも無理ないですね。
遺伝子のことはまだ分かっていないことも多いですが、ひとつ例を挙げるなら、幸福感を感じる遺伝子の長さは、遺伝によって決まることが分かっています。
簡単に言うと、幸福感の感じやすさは遺伝によって生まれた時から決まっていて、幸福感を感じやすい遺伝子を持った人=物事の良い面を見やすい、前向き(または楽観的)な性格である、という具合ですね。
幸せ、感じやすいですか?
2、環境
環境は、刻み込みとも呼ばれるんですが、人の性格形成において特に親の特性を、遺伝子のみならず環境からも引き継ぐと言われています。
神経質な親に育てられた為に、本人も神経質な性格になるというような状態ですね。
一方、幸福感を感じにくい遺伝子を持っている人は、環境が素晴らしいものであれば、むしろ幸福感を感じやすい遺伝子を持っている人よりもより良い行動をする、なんて研究結果もあるんですよ。
こうしたことから、遺伝と環境は相互で影響しあうんだということですね。
環境も大事です。
3、認知バイアス
「認知バイアス」は心理学用語なので、私たちにはあまり馴染みのない言葉ですよね。
バイアスというのは「偏り」という意味。
認知バイアスというのは簡単に言えば、物事を認識するときの癖のことです。
つまり、物事の見方や捉え方ですね。
これは、生まれつきの傾向も一定の影響はあるものの、環境に因るところが大きいです。
これまでにその物事を本人がどのように捉えてきたか、あるいは周りの人間(環境)がどのように捉えてきたかによって、認知バイアスは生じます。
一つ例を挙げてみましょう。
雨が降ってきた、という状況の時。
ネガティブに捉えれば、雨は嫌だなと感じるでしょう。
でも、ポジティブに捉えて、雨は良いなと感じる人もいますよね。
これが認知バイアスなんですね。
1の遺伝子と2の環境の要素は、本人が望んでも変えることは難しいものですよね。
ですので、この3つ目の要素である認知バイアスが、性格は変えられるという理由なんですよ!
性格を変えたい!
認知バイアスは、遺伝の影響というよりは、環境によるところが大きい、と前項で言いました。
雨の例えのように、同じ出来事が起こっても、良い方向に捉える人と悪い方向に捉える人がいますよね。
これは、その出来事をこれまでにどのように捉えてきたのか、というクセが出ているということ。
つまり、良い方向に捉えた人は、その出来事を良いことだと捉えるクセのある人。
逆に、悪い方向に捉えた人は、その出来事を悪いことだと捉えるクセのある人。
この癖は、今までの経験などによって後天的に身に付いた物なので、訓練によって変えることができるんですよ。
実際に、私がネガティブ思考からポジティブ思考に変わった方法を簡単に紹介しますね。
私は、ポジティブになりたかったので、単純に「ネガティブな言葉を使わない」「ポジティブな言葉を積極的に使う」という方法でした。
そんなことで?と思うかもしれませんが、学術的にも治療法としてもこれはOKなんですって!
認知行動療法というもので、なりたい性格と同じ考え方だけではなく、同じ行動をとることによって脳内の回路を変えるという方法です。
こうやって訓練すれば、時間はかかるけれど性格は変えることができます。
性格を変えたい方は、遺伝と環境は今から変えるのは困難なので、ぜひ訓練してみてくださいね!
心と身体は、切っても切れない関係だから・・・。
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