以前、テレビでも取り上げられて流行っていた昆布水。
母が放送後、一時期ハマっていて、私にも根昆布の粉末をくれました。
昆布水はあまり興味がなかったので、お味噌汁や煮物のお出汁に使用しています。
昆布のお出汁って、上品な感じで美味しいですもんね。
ところで、昆布の粉末じゃなく敢えて「根昆布」の粉末と書いてありましたけど、根昆布と普通の昆布って同じものじゃないんでしょうか。
根昆布と普通の昆布は同じものなのか、栄養などに違いはあるのかについて書いていこうと思います。
根昆布と普通の昆布はどう違うの?
ではまず、根昆布と通常私たちがスーパーなどでよく見かける昆布とは、同じものなのかという疑問ですが。
調べてみると、根昆布という言葉は、品種や形状などの違いをあらわす言葉ではありませんでした。
根昆布は、その名前の通り普通の昆布の根や根っこに近い部分を使用した昆布のことなんですって。
簡単に図で見るとこんな感じ。(イメージ図)
↓ ↓
昆布の根に近い部分の事を「根昆布」と呼ぶことが多い
根昆布っていう品種があるのかも・・と思っていたんですが、違うんですね~。
根昆布と普通の昆布、栄養に違いはある?
昆布の根に近い部分の事だった「根昆布」
同じ昆布の、根っこに近い部分と先端部分という差はありますが、普通の昆布とでは栄養にも違いはあるのでしょうか。
わざわざ「根昆布」といって売っているわけだし、何か違いがあるに違いない!と思って調べてみました。
根昆布と普通の昆布について、データとして栄養の違いが分かるようなものは、残念ながら見つかりませんでした。
しかし、根に近い部分は昆布が成長するうえで大切な栄養が集中しており、普通の昆布と比べて栄養がたっぷり入っていると考えられているんですって。
ですので、栄養から考えると、
根昆布>普通の昆布
というのが通説のよう。
なるほど、だから私の母は昆布水にするのに根昆布の粉末を使用していたんですね~。
根昆布・昆布の主な栄養とは
では、根昆布にはどんな栄養が含まれているのでしょうか。
普通の昆布の栄養を元に、根昆布の栄養について見ていきましょう。
食物繊維が豊富
昆布は、食物繊維が豊富です。
中でも昆布特有のぬるぬる食感の元ともなっている、ぬめり成分と言われるアルギン酸やフコイダンに注目。
アルギン酸もフコイダンも、コレステロール値や脂肪を減らす働きがあると言われているんですよね。
このため、健康維持だけではなくダイエットなどにも良いという事で話題にもなっていました。
ミネラルも豊富
昆布は海のものなので、やはりミネラルも豊富。
カルシウムやナトリウム、カリウムなど種類豊富なミネラルが含まれているんですよ。
ミネラルは私たちが生きていく上でとても重要な栄養ですので、これはありがたいですね。
ただし、気を付けたいのが、ヨウ素(ヨード)の量も多い点。
ヨードは摂り過ぎると甲状腺の異常を引き起こす可能性があると言われています。
日本人の食事摂取基準(2015年版)では、ヨードの摂取量の耐容上限量は、1日に3.0mgとなっていますが、普通の昆布(マコンブ)のヨードの量が100g中に200mgくらい。
根昆布なら1gほどの少量でもおそらくかなりの量のヨードを摂ってしまうことになりますから注意しましょう。
意外と多い糖質
そして、調べて驚いたのが、昆布は意外と糖質が多い点。
100g中の糖質量は、35gほどと言われています。
ご飯1杯(150g)の糖質が55gくらいなので、比較してみると意外と多いような気がしませんか。
まぁ、昆布を100gも一気に食べることはあまりないと思いますが・・。
まとめ
・普通の昆布と根昆布の違いは、使用する部位だった。
・根昆布は、昆布の根や根っこに近い部分を指す。
・根昆布は普通の昆布よりも栄養をたくさん含んでいると考えられる。
根昆布が何なのか分かってスッキリしました。
また、栄養もたっぷりだという事は、食べ過ぎにもより気を付けないといけないなと改めて思いましたよ。
私が母にもらったような根昆布の粉末は、インターネットでも購入できますよ。
↓ ↓
使い勝手が良いので、使い過ぎに気を付けてこれからも根昆布粉末は使いたいと思いますっ。
食べ物に関する豆知識や保存の方法など、知っておくと絶対役に立つ&自慢できる?記事はこちらにまとめています、是非御覧ください
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