うちの旦那はアトピー性皮膚炎なんですけど、夜寝る前になると急に思い出したように身体のあちこちを掻き始めます。
何でも、夜さぁ寝るぞ!って電気を消した途端に痒みが襲ってくるんだとか。
かゆさでなかなか寝付けなくて、いつも大変そうだな・・って隣で見てても思うんですけど、あの夜の痒みってどうして起こるんでしょうか?
何とか、かゆみが出ないような対策はないの?
ちょっとでも楽になれば・・、と思い調査しました。
目次
寝る前の急激なかゆみはどうして起こるの?
寝る前のかゆみはどうして起こるんでしょうか?
いくつか原因となり得るものがあるそうなので、1つずつ見ていきましょう。
体温上昇によるもの
まずは、体温の上昇です。
夜、布団に入ることによって身体が温まったり、寝室が暖かい場合はそれが原因となっているかもしれません。
アトピーの方なら分かると思いますが、身体が温まると痒みが強くなります。
うちの旦那もそうなんですが、お風呂上がりなんかも身体が温まって痒くなりますよね。
これは、かゆみを感じる神経が体温の上昇によって鋭敏になるからだと言われています。
寝室・寝具の汚れによるもの
寝室は、寝るときにしか使わないって方もいますよね。
換気や掃除が行き届いていないと、寝室が埃っぽくなっている場合があります。
また、シーツや枕カバーをあまり変えていない場合なども、フケや皮脂が付着して不衛生になっている可能性があります。
アトピーなどのアレルギーは、ホコリなどのアレルギー原因物質によって症状が悪化すると考えられています。
寝具や寝室の汚れは厳禁ですね!
布団の刺激と肌の乾燥によるもの
お肌が布団に触れる刺激でお肌が痒くなる可能性もあります。
布団や布団カバーの素材によっては、お肌への刺激が強いものもありますので注意してくださいね。
うちも、私の布団カバーが接触冷感タイプのものですが、旦那は肌に引っ掛かりがあるみたいで嫌がっていました。
また、肌が乾燥することによって痒みが起こり、刺激に敏感になることでさらに痒みが誘発されます。
ストレスと緊張緩和のバランスが崩れることも原因に
ストレスでイライラすることは、かゆみを強くする原因になります。
受験などのストレスで症状が悪化することはよく知られているんだとか。
でも、一日の終わり。
一番ホッと息をつける寝る前にも、緊張が緩んで痒みが強くなるんだそうです。
不思議ですね。
これは、交感神経と副交感神経が切り替わることによって起こることだと考えられています。
簡単に言うと、緊張しているときは交感神経が優位に。
リラックスすると副交感神経が優位に切り替わります。
ホッとリラックスして急激に交感神経→副交感神経に切り替わることによって、かゆみを強くする物質が増えるんだそうですよ。
夜寝る前のかゆみ対策とは!
いくつか原因があるんですね~。
では、夜寝る前に痒くなるのを予防するにはどんな対策があるのでしょうか?
寝室を快適な温度にして予防
身体が暑くなると痒みが増します。
なので、寝室を快適な温度に保ち、身体が熱くなりすぎないようにしましょう。
お掃除、布団カバーの取替をこまめにして予防
ホコリ・ダニ対策!お掃除や洗濯をこまめにしましょう。
お肌に触れるシーツなどは、週に2回は変えるとよいなんて紹介されていることも多いですね。
あと、朝起きたとき剥がれた皮膚が、シーツに落ちていたりしますよね。
あれはダニのエサになってしまいますので、週2のシーツ交換を待たずに掃除機などで吸い取ると良いですよ。
とにかく、寝具・寝室を清潔に保ちましょう!
布団・シーツなど寝具を刺激の少ない素材に
布団・シーツなどを肌あたりの良い素材にすることで、肌への刺激を抑えてかゆみを起こしにくくします。
寝ている間、水分を取らないのでお肌も案外乾燥するんですよ。
なので、擦れて肌を刺激しないようなものが良いです。
シルク(絹)が良いとか、コットン(綿)が良いとか色々意見はあるようですが、アトピー肌といっても人それぞれなので、自分に合った素材を探すと良いですね。
自律神経を整える生活で対策
これは、すぐに痒みが抑えられるという対策ではないですが、根本的な対策に。
交感神経と副交感神経の話を先にしましたけど、アトピーなどのアレルギーは、やっぱり免疫機能のエラーから起こっていることがほとんど。
なので、生活リズムを一定にしてバランスの良い食事、適度な運動、良質な睡眠がやっぱり体には一番なんですよね。
なるべくストレスのかからない生活を心がけてくださいね。
うちも、もうちょっと頻繁に寝室のお掃除をしないとっ!
病気になる前の段階で対策を打てば、治りも早くなります。
様々な不調や病気の予防・改善方法についての記事をまとめています。
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