食後の昼寝は太る?昼寝の効果と影響に迫る!

食後の昼寝って気持ち良いですよね!

 

ご飯を食べた後って、どうしてあんなに眠くなるんでしょう?

会社員時代、ランチの後の昼からのお仕事は睡魔との闘いでしたよ。

 

今は主婦をしていますが、ついつい昼食の後、ちょっとだけ・・と思ってコロンと寛いでそのまま夢の中(笑)

 

幸せな瞬間なんですが、「食べた後すぐ寝ると牛になる」なーんて昔、親によく言われましたよね。

 

気になったので、食後の昼寝は太るのか?また、何故眠くなるのか、昼寝をする事による影響なども調べました。

 

食後の昼寝って太るんじゃないの?って心配な方に、今日は朗報ですよv

 

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ランチの後の眠気の理由

 

不思議なんですけど、朝ご飯や夜ご飯の後って、昼ご飯の後ほど強烈な眠気を感じにくいような気がしませんか?

 

朝はともかく、夜はもうすぐ眠れるから・・と気にならないだけかもしれませんが、あの強烈な眠気は、是非夜に訪れて欲しいものです。

 

なぜ、昼食後に眠気が起こるのか?

それは、「体内時計」による生体リズムの低下が、1つの原因として挙げられます。

 

体内時計

 

 

体内時計は、時間によってホルモンなどの色々な物質を出すのに使われていると言われていますよね。

 

その体内時計が、昼過ぎ(14~15時頃)に覚醒への出力が一時的に低下して眠気を誘発するというのです。

 

 

さらに、もうひとつの原因は、食事をしたことによって血糖値が上がり、「オレキシン」という覚醒をもたらす物質があまり作られなくなること。

 

この事が重なって、昼食後は眠くなるのです。

 

加えて満腹であれば、生き物のモチベーションとして、満腹=獲物を捕る必要がない、とさらにリラックスモードに。

 

これが、食後に眠くなるメカニズムなんだそうです。

 

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ね、眠いんだニャー。

 

 

昼寝による4つの嬉しい効果とは

 

眠くなる理由は、とてもよく分かりました。

 

生理現象として眠くなるんだから、寝て悪い事なんてないに違いないと思いたいですが、まずは昼寝の嬉しい効果について。

 

 

昼寝によってもたらされる効果は、主に4つです。

 

1、疲労回復

昼寝は、夜寝るのと同じように疲労回復の効果があります。

しかもその効果は、なんと通常睡眠の3倍とも言われています!

 

昼寝できて幸せーvって気持も関係しているのでしょうか。

 

 

2、記憶力を高める

人間は、睡眠中に記憶を整理しています。

 

昼寝をする事によっても記憶を整理でき、同じ効果が得られたということですね。

 

考える

 

 

3、心臓病のリスク低下

昼寝をする事で心臓病のリスクが低下する事が研究で明らかになっています。

 

30分の昼寝を週に週に3回以上とることで、37%も心臓病死のリスクが低下したといいます。(ギリシャの成人約23,000人への調査)

 

 

4、ストレス解消

午前中の疲労を昼寝で解消する事によって脳がリフレッシュされ、ストレスの軽減にも効果があります。

 

 

ここまで見てきて、実はうれしい効果たくさんのお昼寝。

 

では、「牛になる」の真相は何だったのか?

 

牛になった猫

牛になっちゃったニャー・・・

 

 

食後すぐに寝ると牛になる、の真相は?

 

これは、熟睡することによって太る可能性がある、というのが真相です。

 

食べてすぐに熟睡すると、消化器官の動きも同時に鈍くなります。

消化に時間がかかり内臓に負担がかかり、胃もたれする、便秘になる・・というサイクルになり「太る」可能性はあります。

 

しかし、軽い昼寝くらいなら太る医学的根拠はないというのが通説。

 

安心、安心v

 

 

安心できたところで今度は、昼寝の効果を最大に生かせる、正しい昼寝の方法を知って上手にお昼寝しましょう♪

 

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正しい昼寝の方法で眠ってスッキリ

 

さて、では昼寝の正しい方法は・・

 

1、昼寝の時間は15時までの10~30分

 

まず、熟睡しない事が昼寝の条件です!

熟睡してしまうと、寝覚めが悪くなる、夜眠れなくなるなどの影響が出てしまいます。

 

また、前項で触れたように、消化器官がお休みして太る可能性もあるので、気をつけましょう。

 

熟睡しない為にも、10~30分の昼寝が最適です。

 

時間の幅が広いのは、年代・個人差によって熟睡するタイミングが変わってくるからです。

概ね、若い人は短い時間の昼寝で十分効果が得られるとの事。

 

芝生で大の字

 

 

そして、15時までとしたのは、15時以降に寝てしまうと、体内時計が狂ってしまうからです。

体内時計が狂うと、夜寝にくくなってしまうので、15時までにはお昼寝しましょう。

 

会社勤めの方なんかは、昼休みの間でも良いですね。

 

 

2、昼寝の前に水分補給

 

水分が不足すると、睡眠の質が低下すると言われています。

短い時間で良質な眠りを得るために、寝る前には水分補給をしましょう。

 

カフェインを含む飲み物を寝る前に摂ると、寝起きがスッキリするというデータもありますが、カフェインには利尿作用もある為、ほどほどが良いですかね。

 

コーヒー

 

 

3、起きた後には、外の光でしっかり目を覚ます

 

起きた後に外の光(蛍光灯より少し強いくらいの光)を浴びる事によって目覚めがさらにスッキリしたものになり、その後のパフォーマンスも良くなる事が分かっています。

 

外の光が一番有効ですが、状況的に難しい方は、目薬をさす・洗顔するなどでもスッキリ感がUPしますね。

 

 

4、横にならなくても大丈夫

 

横になるとどうしても本格的に眠たくなってしまうので、むしろ座った状態が一番良いというデータもあります。

 

横になるなら、昼食の消化の状況も考えて右を下にして眠ると良いんですって。

 

 

積極的に昼寝を

 

体に良いと分かれば、「牛になる・・かも」と思っていた今までよりも、気持ち良くお昼寝できますね!

 

昼寝でスッキリして元気に過ごしましょう!

 

本当は、自分で自然に目覚めるのが一番スッキリ起きられる方法なんですが、寝すぎないためにもぜひ、目覚まし時計などをセットしてから、昼寝を楽しんでくださいね~。

 

 

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睡眠のお悩みを改善したい、快眠のための対策をしたいという方へ、睡眠に関するまとめ記事はこちらです。眠りと健康にまつわる記事があります。

 

caret-square-o-right 快眠で健康に。睡眠と健康の様々な豆知識や眠りを良くする方法等

 

 



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