和食が健康食な理由、血糖値上昇を抑える和食の食べ方とは

海外でもブームになっている和食。

今回は、和食が健康食と言われる理由について、デザートが付かないところに注目してみました。

 

西洋のコース料理って絶対最後にデザートが付きますが、和食って付かないことが多いし、付いても果物とかあっさりしたものが多いですよね。

最近はアイスなどが出てくることも多いですが、和菓子がドーンと出てくるような事はないですし、伝統的にご飯のすぐ後に甘いものを食べる文化ではないですよね。

 

あれってどうしてなんでしょうか。

気になったので、和食にデザートが付かない理由と血糖値上昇を抑える効果的な食べ方について調べましたよ。

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和食にデザートが付かない理由とは

実は、和食にデザートが付かなかったりするのは、伝統的にお酒や、みりん、砂糖など、糖質が入っている調味料をよく使うため、自然と糖分を”少しづつ”摂取しているからだと言われています。

肉じゃがとか

ひじきの煮物とか

キンピラとか

和食には、ほんのり甘い味付けの料理って多いですよね。

あれは、調味料に糖分が使われているからなんです。

和食にデザートが付かないのは、普通の食事に自然と糖分が入っているので、甘いモノが欲しくなりにくいからです。

逆に西洋の料理って、例えばフルコースだと

 

前菜、スープ、肉か魚、パン、デザート

 

こんな感じ出てくると思うんですけど、必ずデザートが付いてきますよね。

西洋料理の基本は、バターや、オイル、塩コショウが中心なので糖分はあまり入っていないんですよね。

だから、食事の最後に甘いモノが欲しくなりデザートが欲しくなる、というわけなんです。

 

うーん、そう言われてみれば、和食にデザートがつかなくて、洋食にデザートが付く理由はとても納得ですねっ。

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和食は血糖値を緩やかにあげてくれる

和食が優れているのは、料理の中に少しずつ糖分が含まれており、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるところなんです。

 

血糖値の急上昇は

太りやすくなったり

老化しやすくなったり

血圧が上がったり

糖尿病の引き金となったり

良いことは無いですよね。

 

逆に西洋料理は、糖分があまり入っていないおかずを食べた後に甘いデザートをガツン!と食べることが多いので、食後の血糖値が上がりやすい傾向にあります。

更に血糖値の上昇を緩やかにする賢い和食の食べ方

西洋料理より、和食のほうが血糖値の上昇を緩やかにしますが。

より緩やかに、賢く和食を摂取するために気をつけたいポイントが3つあります。

 

1,ゆっくりよく噛んで食べる

ゆっくりよく噛んで食べることで血糖値の上昇を抑えられます。

一口30回を目安にゆっくり噛んで食べるのが効果的だと言われているんですよね。

 

2,食べる順番を考える

食べる順番は、旅館や料亭で出てくる順番を思い出していただければ良いと思います。

最初は先付けや、前菜など、野菜類が中心の料理が出てきて、そして魚・肉、最後にご飯や麺が出てきますよね。

あの順番が、血糖値を緩やかに上昇させる順番なんですよ。

野菜・きのこ・海藻→肉か魚→ご飯・麺、この順番で食べるのが効果的です。

出てくる順番にもちゃんと理由があるんですよね~。

 

3,油をうまく摂る

脂質はカロリーが高いのでダイエット中は敬遠されますが、消化吸収に時間がかかるので、血糖値は最も上昇しにくいという特徴があります。

油を積極的に摂ることで食後の血糖値の急上昇をある程度抑えることができますので、オリーブオイルなど、体に良い油を積極的に摂りたいですね。

コースの中盤に、天ぷらがあることが多いですが、もしかしてそこまで計算して、組み立てられてるの?と思いたくなるくらい、和食のコースは実は理想的な組み立になっています。

一番理想的なのは和食のコース料理をゆっくり食べるのが理想的なんですが。

毎日そんな食事出来ないですよね(笑)

 

だけど、和食を食べることを心がけることは出来るし、食べる順番を野菜から、というように心がけることもできます。

お鍋を食べる時も、最初は野菜を中心に食べて、中盤でお肉や、お魚、最後に締めの雑炊とすれば理想的な順番になります。

心がけ次第で、健康的な和食がより健康的に食べられるので、是非、習慣化したいですね。

 

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