最近暖かくなってきましたが、花粉症の季節はまだまだ続きますね。
私はもう長い間、ずっと花粉症に悩まされてきました。
くしゃみがとまらない、鼻水が出る、鼻がつまる・・・特に鼻の症状がひどいです。
花粉症の主な症状では、目のかゆみもありますよね。
そんな花粉症の目の症状に、「みかんの皮とヨーグルト」が超良いって聞いた事はありませんか？
どこからその組み合わせが出てきたの？って気になるところですが、噂の真相を調べてみましたよ。
みかんの皮とヨーグルトのベストカップル
みかんの皮とヨーグルトが、なぜ花粉症の目の症状に良いと言われているんでしょうか。
この説の元は、2016年2月6日に放送された「世界一受けたい授業」で、この組み合わせが紹介されたことによるようです。
みかんの皮とヨーグルトの良いところｖ
まずは、みかんの皮が花粉症に良い理由について。
みかんの皮に含まれている、ノビレチンという物質は炎症を抑える効果があり、花粉症の症状を緩和することが分かったそうです。
そして、ヨーグルトが花粉症に効果があるというのは、最近よく耳にしますよね。
花粉症などのアレルギーがある人の腸内は、乳酸菌やビフィズス菌が少ないと言われています。
ヨーグルトを摂取すると、乳酸菌が腸内を整えてくれて、結果的に花粉症の症状が軽減されるのです。
両者とも、花粉症の症状を抑えるために有効なんですね！
さらに、ノビレチンは、牛乳の成分であるβラクトグロブリンと一緒に摂ると、効果が高まるんだとか。
つまり、みかんの皮とヨーグルトを一緒に摂ることで、より効果的に花粉症の症状を緩和することができる、ということです。
ちなみに、みかんの皮を食べるなんて・・・って思うかもしれませんが、みかんの皮を乾燥させたものは、陳皮と呼ばれ、古くから中国では漢方薬として使われてきたものなんですよ！
老廃物を輩出し、血液をサラサラにしたり、血圧を下げたり、食欲不振や嘔吐にも効くんだとか。
みかんの皮とヨーグルトの摂り方は？
では、みかんの皮とヨーグルトは、どのように摂取すれば良いんでしょうか？
注意点として、みかんの皮はそのまま使うので、出来るだけ無農薬のものを選ぶようにしましょう。
もし、無農薬のものが手に入らなければ、お湯で洗うか塩で揉んで、農薬を取り除くと良いですね。
また、皮には熱に弱い成分が含まれているので、火を通さずに生で食べるようにしましょう。
ヨーグルトは、砂糖が入っていないプレーンタイプを選びます。
白砂糖を取り過ぎると、アレルギーが悪化する恐れがあるので、甘みが足りないと感じる場合は、オリゴ糖やはちみつを入れるのがお勧めです。
一番簡単なのは、ヨーグルトとみかんの皮を一緒にミキサーにかけてドリンクを作って摂取する方法。
目安の量としては、みかんの皮３、４枚に対して、ヨーグルトの量が200ｃｃ程度です。
自分の好みで味を調整してみましょう。
また、ドリンク以外でも、みかんの皮のマーマレードをヨーグルトに入れて食べてもいいですよ。
花粉症の鼻の症状には効かないの？
みかんの皮とヨーグルト、目の症状がつらい人は試してみると良いかもしれませんね。
でも、これって、鼻の症状が辛い人には効かないの？って気になりませんか？
テレビで紹介されていた実験では、目のかゆみや結膜炎になりやすい指標だけの結果しか出ていなかったので、目の症状には効果がある！ということになったようですね。
検証されていないので、鼻の症状については触れられていなかったんですが、ノビレチンの炎症を抑制する効果とヨーグルトの腸内環境を整える効果から考えると、鼻の症状についても効果があるのかも・・と思えちゃいますね。
鼻についての研究結果も、今後期待したいところです。
みかんじゃないけど、同じ柑橘類の「じゃばら」も花粉症に良いと言われているそうですよ。
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